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剣の世界の銃使い
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「交友関係が広くないお前の身を隠せる場所なんて、そこまで多くないだろ。それにフレンド登録してあるんだし」

「そう言われてみればそうだったな。それで、今日は何の用なんだ?」

「お前、これからちょっと時間ある?」

それを聞くと、キリトは若干悩むようなしぐさを見せた。

「これからヒースクリフの所に直接談判しに行こうと思ってたんだけど・・」

「なんだ、あいつの所か。なら問題ないな」

「聖騎士をあいつ呼ばわりって、お前なぁ」

その言葉を聞き流しつつ、簡単にヒースクリフにメッセージを送る。《少し二刀流を借りる。先に実力を見させてもらうぞー》と。これであいつには伝わったはずだ。

「これでよしと。その問題なら解決した」

「レイト君って、うちの団長と仲いいのよね」

いつの間にかこちらの会話に混ざってきたアスナさんが、口を挟んできた。確かに俺はヒースクリフとよく会っている。だけど、仲がいいのとは微妙に違うと思う。ま、これはどうでもいいか。

「どちらかと言ったら、気が合うって感じですけどね」

「ギルドでも時々、レイト君には手伝ってもらう時あるしね」

それとこれともまた違う理由もあるんだけど。KOBの手伝いをしているのは、攻略組の中で一番付き合いやすい性格をしているからだ。同じトップギルドの《聖竜連合》等に比べて、人付き合いもいい人が多い。
かなり話がずれたが俺はクロノに会いに来た目的を言った。

「さてと、今日来た目的でもそろそろ言うか。クロノ、お前にデュエルを申し込む」

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