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剣の世界の銃使い
ログハウス購入!
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ことがまだ決まっていないのだ。この家に置く家具を買いに行ってもいいのだが、ここまで貯めるのにかなりの時間がかかったため、今日くらいはゆっくりしようと思っているのだが。

「さっきの新聞を読んで、ちょっと疑問に思ったことがあるんですよ」

「どうかしたの?」

「いえ、レイトさんとキリトさんってどっちが強いんですか?」

おおう、彼女からこんな質問が来るとは・・・・。俺の方が強い、と見栄を張ってでも断言したいところだがなぁ。クロノととなると、微妙なところなんだよなぁ。

「ユニーク無しでやったら少し分が悪いと思う。俺は間接攻撃メインで戦うからな、離れている間に仕留めきるか、仕留めきる前に近づかれてこっちが終わるか。銃が有りなら近接でもそれなりに打ち合えるけど・・・」

多分、離れている間に仕留めきるのは難しいだろう。こちらからの攻撃は数十発ぶつければならんのに、あちらのはクリーンヒットを一発もらうだけでも危ない。

「キリトさんってそんなに強いんですか?」

「今の最前線でソロで攻略できてるだけはあるよ。んー、話してもあんま伝わんないだろうし、実際に確かめに行くか」

という訳で、場所は変わって、再びエギルの店の前。そういえば、俺、この店の名前未だに知らないんだが・・・。

「ここってエギルさんのところですよね?キリトさんに会いに来たんじゃないんですか」

「いや、多分ここだと思う。名前まで出たんだから、ホームにしていた宿はもう割れてるはずだ」

店の中に入ってみるが、中にはエギルしかいなかった。読み違えたかと思い、そのまま外に出ようとすると、エギルに止められた。

「おい、レイト。お前は何しに来たんだよ!?」

「クロノがここにいるかなーと思って来たんだが、邪魔したな」

「今2階にいる。そろそろ降りてくるだろうから行くのは少し待っといてくれ。それと店に来たのなら、なんか買ってけ」

やっぱり当たってたか。エギルも自分の利益のために人の情報を売るとは、さすが商人の鏡だな。

「んじゃ、いつもので。なんで今は行けな・・・なるほどね、了解」

「そういうこった。はいよ、二千コルだ」

理解できていないシリカを抜いて、若干足りなくなってきていたPOT類を買い込む。シリカに説明しようとすると、ちょうど2階から二人分の足音が聞こえてきた。

「昨日ぶりだな、クロノ」

「おわっ、レイト!?お前、良くここだと分かったな」

「あら、シリカちゃんも一緒だったの」

「おはようございます、アスナさん」

降りてきたのは予想通りキリトとアスナだった。二人とも俺がいたことが意外だったようだが、そう難しいものでもないぞ?女子二人が話し始めてしまったので、こっちはこっちで話し始める。

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