エピソード32 〜代表決めバトルロワイヤル〜
[5/10]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
を発動する。このカードは相手モンスターの召喚成功時、手札から特殊召喚する事ができる。」
「なるほどな、モンスターの効果を無効にし、さらに壁を増やす……いや、違う!」
言いかけるが、やはり秀才。すぐに紫苑の仕掛けたコンボに気づく。
「さらに『エンペラー・オーダー』の効果を発動。
コスモビートの効果発動タイミングも"モンスターの召喚成功時"。よって、『エンペラー・オーダー』の効果が適用される。」
「くっ、こんなコンボを1ターン目から仕込むとはな。さらに『エンペラー・オーダー』の効果は無効にするだけ。よって、コスモビートは手札に残るからモンスターが召喚される度に一枚ドローできるのか。」
「あれ、なんかデジャブ……。」
三沢君は簡潔に纏めるが、成功させるには難しい、だがその分強力なコンボなのだが。
しかも今回はバトルロワイヤル。通常の決闘より得られるアドバンテージは大きい。
ちなみになぜか、十代君は遠い目をでどこかを眺めている。
「んじゃ、チェーン処理に入る。
逆順処理で、チェーン4の『エンペラー・オーダー』の効果でコスモビートの交換が無効になり、一枚ドロー。チェーン3のコスモビートの効果は無効にされ、手札へと残る。」
「効果で一枚ドローだ。これだと、召喚時効果が使えなくなったか……困ったな。
とりあえず、カードを二枚伏せエンドだ。」
恐らく三沢君はマンジュゴッドやソニックバードなどの召喚時に儀式パーツをサーチするカードが使えない、という事なのだろう。
「お、ようやく俺のターンか。ドロー!」
出落ちをくらい、渋い顔をする三沢君からじふのターンはまだかまだかとウキウキしている十代君にターンが回る。
「召喚されてドローされるなら、特殊召喚だ!魔法カード『融合』を発動!」
「リバースカードオープン、『ナチュルの神聖樹』!」
紫苑の背後にナチュル達のシンボルである神聖樹が地響きと共に聳え立つ。
「ナチュルの神聖樹は俺の場の地属性・昆虫族モンスターを墓地に送り、デッキからレベル4以下の地属性・植物族モンスターを特殊召喚する効果、と地属性・植物族モンスターを墓地に送り、デッキからレベル4以下の地属性・昆虫族モンスターを特殊召喚できる効果がある。
俺は植物族の『ティオの蟲惑魔』をコストに、デッキから『ナチュル・アントジョー』を特殊召喚!」
『ナチュル・アントジョー』
☆2 ATK400
墓地に送られると聞いて、ティオちゃんが目を剥いて驚くが、紫苑が「ごめんな。」と謝ると、渋々と神聖樹の方へと向かって消えて行く。そして、入れ替わりで地面からアントジョーがひょっこりと現れる。
「なんか出てきた!?まぁ、いいや。俺は手札のワイルドマンとフェザーマンを融合!現れよ、『
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ