暁 〜小説投稿サイト〜
とある3人のデート・ア・ライブ
第七章 歌姫
第3話 敵or味方
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
ルを手早い操作で開く。

差出人は不明だが、おそらくあの男のメールだろう。

そこに書かれていたのは、シンプルで、そして意味がよく分からないものだった。



差出人:不明

内容:五河士道の殺害依頼について。

五河士道を殺す、又は瀕死、もしくは殺そうとすることでこの任務は達成されます。

能力の使用は許可します。

場所は町田市。

顔は画像より。

報酬はフレメア=セイヴェルンの解放、百万円のボーナス。

以上。いい結果が帰ってくることを祈っています。





麦野「……どう思う?」

絹旗「おかしなところだらけですね」

滝壺「そうだね」

浜面「……え?どこが?」

麦野の携帯電話を覗き込んでいる三人だったが、浜面の疑問に呆れたのか顔を上げて、説明を開始する。

絹旗「おかしな点が超三つ……いえ、四つあります」

浜面「ふむふむ」

絹旗「まず、冒頭のこれです。殺す、瀕死までは分かりますが、殺そうとする、で任務達成っていうのは超おかしくないですか?」

浜面「……言われてみればそうだな。その『五河士道』ってやつに拳銃向けるだけで任務達成ってことになるのか」

絹旗「事実上そうなりますね」

滝壺「それに、たったこれだけのことで報酬がよすぎる」

麦野「たかがこんなことでフレメアを人質に取る理由もねぇし、そもそもこの程度の任務、その辺のチンピラにも出来るしね」

絹旗「能力の使用って言われても……この程度の任務、拳銃一つあれば超可能ですよ」

浜面「た、確かに……」

言われてみれば、全てそうだった。

違和感だらけのこの任務。何かがおかしい。




そう。





まるで。




自分たちを学園都市の外に行かせようとしているように。





ーーーー
ーーー
ーー




上条『凜袮』

凜袮『ん、どうしたの?』

上条『ちょっと、頼みたいことがあるんだけど……』

凜袮『はいはい、言ってごらんなさい』

上条『それはーー』

凜袮『ーーー!?』

それは、

全く現実味がない、でもどこかやってみたい、そんな頼みごとだった。











[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ