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ガンダムビルドファイターズボーイ
第五話 監督就任!
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見に翼たちは気が重くなると・・・

だが更にトドメが起きてしまったのだ。

「まさかプラモ狂四郎さんが監督のチームとは・・・あれ・・・天地?天地翼・・・もしかして君!あの『ガンダム野郎(ボーイ)』の?」

「!?うちの父ちゃんってそんなに有名な人だったの?」

今初めて知ったとばかりの翼。

その時だった。

「ちょっと待った!」

保護者の一人と思われる人物が異議を唱え始めた。

「子供の大会にプラモ狂四郎!プリンセスフェアリー!それにガンダム野郎の2世まで居るなんて!フェアじゃなさすぎだぞ!!」

「何を!大人のくせにいちゃもん付ける気!?大体闘うのはあたしたちでしょ!」

「よせ香澄!ああ言う奴っているんだよ!」

保護者に向かって激怒する香澄を必死に止める新之助。

すると狂四郎は・・・

「受付の人」

「はい?」

「この大会のルールでプラモ狂四郎が監督をやってはいけないってルールでもあるんですか?」

狂四郎の指摘に係員は・・・

「そ・・・そんなルール聞いたこともありません」

「・・・そういう事なので」

「う・・・ぐ!!」

狂四郎のもっともなツッコミにただ赤っ恥をかいただけで思わってしまった保護者の人。こうして翼たちの参加は文句なしで認められるのだが・・・

その姿を見つめる無数の影が・・・

「天地・・・翼・・・奴の息子か・・・なら我ら新生暗黒SD連合の敵だ・・・」

帽子を深々と被り異様なSDガンダムを手にしている少年の姿・・・

「奴ら・・・やっぱり大会に出場したか・・・」

『それで・・・どうするつもりだ?』

「奴らを餌にして釣るさ」

『わかった』

騎士ストライクガンダムを手に翼を見つめ何者かと会話する少年。

そして

『奴らめ・・・我らの邪魔はさせん・・・大会にかこつけて葬ってやる』

翼・・・いや・・・烈斗を見つめる邪悪な目玉。

こうして注目のチームとなってしまった翼たちなのだが肝心な事を忘れていた。

「チーム名どうする?」

狂四郎に言われてチーム名を考えていなかった翼だがいま思いついた。

「チーム名は!ガンダムボーイだ!!」

「「う〜ん他に思いつかないしそれでいいよ」」

香澄と新之助もそれで良いと了承した。

だが翼は同時にある事に気付いた。

そう・・・大会に出る理由が特になかったのだ。

(大会・・・チームを作るって理由だけで参加して・・・その後どうするかは流れ任せになったけど・・・今はとにかく突っ走ってみるさ!)

父のブレスを手に翼は大会に参加する新たな意味を考え始め・・・

(・・・奴ら・・・動き出すならこの大会だ・・・俺達は・
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