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インフィニット・ストラトス大和の戦い
50話
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◇ヤマト

フェスタから一週間……アンジュとヒルダが脱走して一週間が経った。
アンジュとヒルダはアルゼナル帰還後に牢屋に入れられた。
ついでに俺達IS部隊に新たな仲間、織斑一夏、コードネーム『バナージ・リンクス』が加わった。
一夏とはプライベートでは食事以外、全く関わっていない。理由は簡単で簪が一夏の事を嫌っているからだ。
そうそう、俺達IS部隊はアルゼナルの一中隊としてサリア隊と別になった。




「サリアさんは大変だろうな、第一中隊は問題児が多いからな」

IS部隊と別れたので、パラメイル部隊の隊長はサリアさんになったのだが、サリアさんは隊長経験が皆無で第一中隊を引っ張ることになったのだ。

「まあ、何かあったら手伝ってやるかな」

そんなときにSIRENが鳴り響く。

「来たか………」

それと同時に地震が起きる。

「この揺れ………まさか!」

『アルゼナル上空にドラゴン出現!繰り返します!アルゼナル上空にドラゴン出現!』

アルゼナル上空にドラゴンが現れて内部はパニックに襲われる。

「IS部隊でるぞ!」

「「「「「「了解!」」」」」」

俺はIS部隊に出撃命令をだし、すぐに格納庫に向かう。




格納庫では第二中隊が出撃を始めていた。

「メイ!俺の機体は!」

「準備はできてるよ!」

俺の機体………パラメイルで作ったMSなのだが、高性能機になっている。

「ヤマト隊でるぞ!」

「「「「「「「「了解!」」」」」」」」

俺達IS部隊も出撃を開始する。最後に残ったのは俺だ。

「『ストライクフリーダム・リザルト』刹那・F・セイエイ………行きます!」

10枚の青い羽根を持ったパラメイルが大空に飛び立つ



「ハアァァァァァ!」

俺は簪の専用機をパラメイル化したストライクフリーダム・リザルトで戦場をかける。

「なんだあれ……パラメイル?」

ドラゴンを狩っていくとシンギュラーの前に三機のパラメイルが現れる。

『風に飛ばん〜』

「……歌?」

歌が聞こえると中央のパラメイルの色が赤から金色に変わる。

「ヤバイ!全部隊回避!繰り返す全部隊回避!」

俺は色の変化を何かの予兆だと、判断し全部隊に回避を指示する。
それと同じくして金色のパラメイルから高エネルギー砲が放たれアルゼナルの一部に直撃する。
これで何人死んだのだろうか……

「もう一度同じのが当たれば壊滅だ!全部隊ドラゴンを掃討、あの三機は俺がやる。全員手を出すな!」

俺は全員に指示をだし、敵パラメイルに攻撃を仕掛けようとすると俺の横をヴィルキスが横切る。

「ヴィルキス!?アンジュか!?」

俺はヴィルキ
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