暁 〜小説投稿サイト〜
ワンピースの世界に
6話
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「お前が、賞金稼ぎのカイトか?」

「そうだけど、あんたは誰?」

「俺は教官のゼファーだ」

「っ!?(マジか・・・こんな所で出てくるのかよ)」

「どうした?」

「いや、いきなり有名人が出てきたからビックリしただけだ」

「フッ有名か・・・」

「黒腕のゼファーを知らない奴はいないだろ(俺は元々アンタに師事したかったんだよ)」

「そうか・・・海軍入りを拒んだみたいだな」

「ああ、海軍は好きじゃないしな」

「ハハハ、はっきり言いやがる・・・どこが嫌いなんだ?」

「・・・・・・都合の悪いことは無視するくせに、正義を語ってる所かな」

「・・・・・・」

「じゃあ、帰るから」

受付で1億2千万ベリーを受け取って、海軍本部を後にした。




カイトが帰ったあとの海軍本部内では、センゴク元帥と元大将のゼファーが話していた。

「あの男をどう見た?」

「海軍に入れるのは諦めたほうがいいな、軍に入るより敵に回る確率の方が高そうだ」

「そうか・・・」

「それに相当な使い手だな、安易に敵に回せばかなり厄介だぞ」

「敵じゃないだけマシだと思ったほうがいいな」

「そう言う事だな」



シャッキー'S ぼったくりBARに戻ったカイトは賞金をシャッキーに渡して、食事を始めていた。

「ほう、海軍に誘われたか」

「ああ、断ったけどね」

「白ひげに手傷を負わせる者を手中にしたかったんだろうな」

「まぁ、そんなところだと思うよ」

「カイトちゃんは、海賊になるから海軍には入れないわよね」

「ルフィが海賊になるのを諦めたら、考えてもいいかな・・・ないと思うけど」

「フフフ・・・そうか」

「あっそういえばさ師匠、本部に大将とか中将が揃ってたんだけど、何かあったんだろうか?」

「ん?・・・おそらくレヴェリーが開催されているから、警備のために戦力を集めているんだろう」

「レヴェリー?」

「帰ってきたばかりだから知らないのね、『世界会議』世界中のお偉いさんが集まってお話し合いしてるのよ」

「ふ〜ん・・・無駄なことしてるんだな」

「形式だけでも必要なこともある」

「そんなものか、俺にはわかんねぇけど・・・ちょっと見てこようかな。何か金目のものがあったら持って帰るよ、師匠の酒代も稼がないといけないし」

「ハハハ、しっかり頼むぞ」

「ああ、ちょっと行ってくるよ。シャッキーごちそうさま」

「ええ、気をつけてね」

店を出ると、会議が開かれているマリージョアを目指すため、体を雷に変化して目的地に飛ぶ。しばらく飛ぶと、目的地であるマリージョアに着いた。

(着いたはいいけど
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