50日目 ゆういちはモニタリングしている
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気を取り直して、ルーラでアースラのブリッジに行くと、艦長とオペレーターのお姉さんがビックリしてた。
どうやって来たのかと、また聞かれたのでそこは割合。
それから、モニターに向きかえり、艦長達と戦況の行く末を見ていた。
ークロノ sideー
僕達は今、ドルマゲスと思われる球体状の魔力体を、総勢15人で包囲している。
球体は今にも溢れ出しそうな魔力を発していて、よく見ると薄らだが人体の様な影が見え、何かポコポコと音がしている。
そして僕は、その球体に投降を呼びかけた。
すると、球体が大きな唸りを上げ、中からドルマゲスが出てきて、
ドルマゲス「ククククク おやおや こんな所まで追ってくる者がいようとは・・・ 確か貴方方は以前海上で出会った魔導師達でしたね なるほど この私を倒し 大いなる力を奪おうという訳ですか クックック 見上げたモノだ しかし今の私には迷惑きわまりない! 身にあまる魔力に身体が耐え切れなくなったので ここでこうして癒していたというのに・・・ これも絶大なる“チカラ”を手に入れた代償なんでしょうかねぇ まあいいでしょう けれど・・・・・悲しい 悲しいなぁ だってせっかくこんな所まで来たというのに その願いも叶わぬまま・・・みんなこの私に殺されてしまうのですから!!」
言葉と共に、ドルマゲスは3体に分身して魔力を解放させて、投降する意志はないと判断した。
みんなに、《来るぞ!!》と念話を飛ばし、5人1組の3班に分かれ身構える。
1番魔力が強い本体を受け持つのは、僕・テスタロッサ3姉妹・アフル。
分身体Aに、なのは・立花・すずか・アリサ・ユーノ。
分身体Bには戦闘局員達5人だ。
戦闘局員達の班は厳しいのは分かってるが、彼女達と組むには時間が無さ過ぎた。
なんとか持ち堪えて、なのは班が分身Aを倒したら管理局班に合流して、分身体Bを片付けてから本体を総攻撃する手筈。
僕の班は、力が落ちる分身体ではなく本体だ。
まずは僕達が本体を抑えないと、作戦そのものが台無しになってしまう。
ファタリテ達4人が、悠一から貰ったという魔法アイテムを天に翳すと、自分でも今までに感じた事のない魔力が身に宿っている。
魔力だけじゃなく、身も軽ければ、力が溢れてくる。
周りを見ると、アイテムの効果にみんな同じ感想みたいで、うちの局員も同様だ。
なんてアイテムだ!!と僕は口元が緩んでいるのに気付き、気を引き締め直す様に促し、僕達はドルマゲスに立ち向う。
ークロノ side endー
ーユーノ sideー
悠一が用意してくれたアイテムをファタリテ達が使用した途端、全身から力が湧き出してくるのがわかる。
それから
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