フリードの奴、エクソシストやめるってよ
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声に反応しみんながやってきた。
「やめりゅ、こんなブラック企業やめてやりゅううううううう!!」
「「「ええええええええええ!?」」」
俺はそのまま、寮を飛び出しエクソシストの本部へと向かった。待ってろや、経理担当!やめる前に一泡吹かしたらぁ!
そして、本部に着いた俺はドアを蹴破った。
「オラァ!経理の責任者出てこいや!!」
「ひっ。け、経理担当ですね!呼んできます!」
受付が経理を呼びに行くとエクソシストを2人、連れて経理の担当がやってきた。
「何かようですかな?」
眼鏡をくいっとされながら言われた。腹立つわ。
「おい、インテリ眼鏡。俺の給料がジンバブエドルってどういうことやねん?」
「ここではなんですので奥へどうぞ」
このインテリ眼鏡の余裕の態度、なんか変だな。歩き方もちょっと変だし。
「どうぞ、おかけください」
俺は促されるまま座った。座ったのはいいけど、この部屋なんか匂うな。腐敗臭って言うのかな?とりあえずメッチャ臭い。
「して、要件とは?」
「給料がジンバブエドルだったんやけど、どうなっとんねん?おかしいやろ子供の小遣いより下って」
「いえ、何もおかしくありませんよ。あなたをおびき寄せるためにやったことだからな」
だろうな。じゃないとあんなことしないもんな。
「やけにあっさりと白状するんやな。覚悟はできとんやろうな?ああん!?」
「覚悟?それはこちらのセリフだな。やれ」
眼鏡の掛け声と共に二人のエクソシストが襲い掛かかってくる。
「遅いな」
俺は二人を冷静に対処し、掌底を当て吹き飛ばした。二人はそのまま壁に激突し気を失った。
「やはり、人間ではだめだったか」
人間?
「ワタシガアイテニナロウ」
そういうと、眼鏡野郎の体が溶けだした。そして、現れたのは体がドロドロとした気持ち悪い何かだった。ナムタル・ウトクだったかな?FF8に出てきたな。臭い原因はこいつかよ。
「ハジメテオマエヲミタトキニスグニキヅイタ。オマエガヒカリノセンシダト」
「ふ〜ん」
「ワガアルジフッカツノタメニキサマニハシンデモラウ」
こいつの主ってアルティミシアでいいのか?
「とりあえず、てめえの発言から察するにまだあいつらは復活してないらしいな。聞いてもないことベラベラ喋ってくれてあざっす。というわけで、もう用済みなんでとりあえず、レイズ」
「ナ!?オオォォォオ!」
本来蘇生魔法レイズはゾンビ系には即死をもたらす。こいつ原作でもフェニックスの尾でも一撃だからな。俺のレイズを食らったナムタル・ウトクは体が徐々に溶けて最後にはどろどろの液体になった。
エエー弱すぎるよぉ。まあ、原作で
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