第百十四話 VS三大天使
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オファニモンが槍を構え、槍の先端から光が溢れる。
オファニモン[エデンズジャベリン!!]
槍から光線が放たれ、それはアルダモンの胸に向かう。
しかしアルダモンは不敵に笑う。
アルダモン[残念だったな。確かに以前の俺ならこれで死んでいただろう。だが、俺を舐めるな!!]
拘束を破り、光線をかわす。
オファニモン[なっ!!?]
アルダモン[はああああ!!]
アルダモンの右ストレートがオファニモンに繰り出される。
オファニモンはガードし、槍を構えた。
アルダモンもルードリー・タルパナを反転させ、展開させずに鋭利なそれをオファニモンに叩き込もうとする。
アルダモン[どうした?偉そうなことを言っておきながらその程度か?]
オファニモン[くっ…結界は正常に作用しているというのに…何故!!?この結界は私の力を増大させ敵の力を半減させるというのに…!!]
アルダモン[そうか、ならお前は小細工をつかっても俺の半分のパワーにも満たない力しかないようだな]
笑みを深めるアルダモンにオファニモンは初めて屈辱に表情を歪めた。
オファニモン[一体どうやってこれ程の力を…!!]
アルダモン[特訓さ…時間の概念が存在しない場所で2年間みっちり特訓したんでな!!]
アルダモンが腕に力を込めるとオファニモンの槍が砕ける。
アルダモン[お前達は本当に訓練をしていなかったようだな。自分の力を過信したツケが一気に回ってきたな]
オファニモン[己っ!!]
アルダモン[ふんっ!!]
オファニモンの怒りを笑いながらアルダモンは全身に炎を纏い、突撃する。
炎と光がぶつかり合い、凄まじい衝撃が生じる。
そして何回か激突を繰り返した後、オファニモンが必殺技を繰り出した。
オファニモン[セフィロートクリスタル!!]
オファニモンが放ったクリスタルがアルダモンに直撃した…ように見えた。
クリスタルとの激突で消滅した炎にアルダモンの姿はなかった。
オファニモン[なっ!!?]
アルダモン[今のは出力を調整して放ったフルチャージブラフマストラだ。]
背後から聞こえた声に気付いた時には既に遅かった。
胸に激痛が走った。
見るとアルダモンの腕が自身を貫いており、デジコアがアルダモンの手に握られていた。
アルダモン[最後のチャンスだ。お前達の考えを改めるか、それともデジコアを破壊されてデジタマになるか…]
オファニモン[だ、黙れ…裏切り者のパートナーデジモンが…]
アルダモン[…消えろ……っ!!]
グシャアッと、簡単にデジコアは握り潰された。
デジコアを破壊されたオファニモンは静かに粒子となって消えた。
アルダモン[まずは1体…]
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