第二十八章
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「そうさせてもらう」
「そうか、悪いな」
二人はこうした話をしていた、そしてその中で。
操真は仁藤と共にだ、葛葉のところに来てだった。彼に声をかけた。
「再会を祝うのもいいが」
「ああ、戦いのことだよな」
「明日だ」
「ヘルヘイムの森でか」
「俺達はその森のことはよく知らない」
魔法使いである自分達はというのだ。
「詳しく教えてくれるか」
「ああ、それじゃあな」
「それとですね」
光実も操真達に言う。
「明日の戦いの打ち合わせをしましょう」
「そうなんだよな、この面子で戦うにしてもな」
仁藤はその光実の言葉に頷いて応えた。
「何も事前に考えていってもな」
「よくありませんから」
「じゃあこれからな」
「何処かでお話をしましょう」
こう冷静に言うのだった。
「ここは」
「じゃあ何処で話す?」
「チーム鎧武の事務所で話しましょう」
光実はこう提案した。
「あそこに行って」
「ああ、あそこか」
葛葉は鎧武の事務所と聞いてだ、微笑んで応えた。
「あの集合場所な」
「事務所って言うと言い過ぎでしょうか」
「そうかもな、けれどな」
「あそこなら皆入られますし」
「落ち着けるしな」
「はい、あそこでお茶でも飲みながら」
「明日のことを話すか」
光実に笑顔で応えた、そしてだった。
ライダー達は鎧武の集合場所に入った、何とそこには鎧武の面々だけでなく舞もいた、光実はその舞を見て目を見開いて言った。
「貴女もですか」
「ええ、来たの」
「地球に」
「紘汰と一緒にね」
葛葉を見ての言葉だった。
「貴方達とスサノオの戦いを見守る為に」
「そうですか」
「これからはよく地球に来るから」
そうするというのだ。
「宜しくね」
「はい、こちらこそ」
「ミッチーもすっかりよくなったわね」
「よくなりましたか」
「憑きものが落ちたみたいよ」
今の彼はというのだ。
「戻って、さらによくなったわ」
「それが今の僕ですか」
「ええ、それでスサノオとの戦いだけれど」
舞はその戦いについて語った。
「何時なの?」
「明日だよ」
葛葉が舞のその質問に答えた。
「ヘルヘイムの森でな」
「そう、あの森で」
「やっぱりインベスとの戦いはな」
「あの森でjはじまって」
「あの森で決着になるな」
「そうなるのね、ところで」
葛葉は操真も見て言った。
「この人達も」
「ああ、この人達は魔法使いだけれどな」
「ライダーなのね」
「そうだ」
その操真が答える。
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