第4章
停止教室のヴァンパイア
第85話 夏です!水着です!ピンチです!
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最中、アーシア先輩とゼノヴィア先輩が仲良くコント的な事をしていた。
最初に出会った時のやり取りが嘘の様に思える程、二人は仲が良くなっていた。
今みたいにお祈りしてダメージを受けてる光景も何度目なんだろう?すっかり、見馴れてしまった。
むにゅ。
「ひゃあっ!?」
「う〜ん、千秋ぃ、相変わらず育ってないわねぇ」
「止めてよ、千春姉!?」
いきなり千春姉が後ろから私の胸を揉みしだかれる!?
「ん、揉まれるならイッセーが良いの?」
「そう言う問題じゃない!!後、大きさに関しては余計なお世話だよ!?」
対する千春姉の胸はイッセー兄好みの大きさだった。
うぅ、姉妹なのに、どうしてこんなに差が…。
「まあ、もっと悲惨な娘もいるけどね…」
『……ケンカ売ってるの(んですか)?』
燕と塔城さんが千春姉を睨む。
二人よりは確かに大きいけど、小さい事には変わらない。
「大丈夫だよ!皆きっと大きくなるよ!」
神楽が胸を張って言う。
その際に彼女が持つ豊満な胸が揺れる。
「うんうん、貧乳から見事巨乳になったあんたが言うと、説得力があるねえ♪」
「えへへ、それほどでも」
千春姉の言う通りで、あの頃の神楽は私達とそんなに変わらなかったのに、今じゃすっかり大きくなってる。
あの頃から一年半ちょっとくらいしか経ってないのに…。
ドンドン!
「大変です部長!?」
突然、激しいノック音と共に木場先輩の切羽詰まった声が響いた。
「どうしたの、祐斗?」
「イッセー君が!」
「イッセーがどうかしたの!?」
あの後、木場がイッセーの左手の事を伝え、ドラゴンの気を副部長に吸いだしてもらう事になり、今は更衣室で吸いだしてもらっている。
そう言う訳でプール掃除はイッセーと副部長の二人を覗いた状態で始める事になった。
もっとも、二人ぐらい抜けてもさして問題は無かった。
「さてと」
プールから水を抜いた後、姉貴はプールサイドに立つ。
腰には筒の様な物が四つ、左右に二つずつ紐でぶら下げられていた。
「ふっ」
姉貴が手を振るうと、筒から水が吹き出し、姉貴の周りでいくつもの水の塊が形成される。
「明日夏君、あれって?」
「ああ、姉貴の神器(セイクリッド・ギア)、深海の激流(デプス・スプラッシュ)だ」
能力は単純で、あの筒から出た水を自在に操ると言う物だ。
「はっ」
もう一度姉貴が手を振るうと、水の塊は高速回転し、プールを縦横無尽に駆け回る。
水の回転数は相当な物で、プールのほとんどの汚れが落とされ、最終的に汚れごと排水溝に流れ込んでいった。
「う〜ん、やっぱ細かい所は残るか」
「ま、後は手でやろうか」
兄貴の言う通り、そっからはブラシ等を使って細かい所の掃除をする。
「………」
「部長、どうしたんですか?」
ふと、俺
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