1部分:第一章
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「また民も」
「多くが死んでしまうな」
「恐ろしいことになってしまいます」
「私がその巨人を倒すことによりな」
「確かに。巨人を倒さなければなりません」
そうしなければより多くの地が汚され多くの民が死ぬ。彼もこのことはよくわかっていた。だがそれでもだとだ。彼は言うのだ。
「しかし。倒しても」
「私が倒すことによってな」
そしてホリンもだ。ここでこんなことを言うのであった。
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