男の甲斐性@
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「ポピー……ダメだよそれは」
場の空気が微妙になったところで、まさかのお父さんが駄目出しをしてきた。
流石に大人な対応をしようって事か?
「お前とルディー君とじゃ近親相姦になっちゃう。お兄ちゃんの様に諦めなさい」
「ちょ……リュ、リュカさん!? ルディーは僕の子です! れっきとした僕とフローラの息子です!!」
「さて……それはどうかな? 君の奥さんに聞いてみると良い(ニヤリ)」
お父さんの爆弾発言を聞き、この場に居る誰もがフローラさんへ視線を向けた。
すると……
「あらアナタ……私の事をお疑いですか?」
「い、いや……信じては居るけど……その……相手がリュカさんとなると……」
その通りだ……前科が何犯も付いてるこの人じゃ、疑ってしまうのは当然の事だ。
「と言う訳ですリュカさん。その冗談はリアルすぎて冗談と認めてもらえませんから、もう言わない方が無難ですよ」
「おっかしいなぁ……僕は他人の女には手を出さない主義って広言してるんだけど」
肩を竦めながら冗談である事を認めるお父さん。
もう……シャレにならないから止めてもらいたい。
そんな事を思いながらお父さんを睨んでいると突然「お前かリュカ!? お前なんだろう!?」とルドマンさんが応接室に乗り込んできた。
「何がだよ?」
驚く事無く呆れた口調で問い返すのはお父さん。
「お前の子供なんだろうって言ってるんだ!」
だがルドマンさんからの返答で、またもや場の空気が凍り付く……
え、やっぱりルディー君はお父さんの子供なの!?
ティミーSIDE END
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