第20話 魁、妖精を語る
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思ったのか溜め息を漏らしてこう言った
「アスナを助け出せよ。そうしなきゃ、俺たちのあの事件はおわらねえ」
「ああ!」
「もちろんだ!」
そう言ったオレ達はそれぞれ店を出た。だけどキリトと別れた後、オレはある場所へ行き、ある人に協力を求めた。そして協力の約束をしてもらった俺は自分の家に帰り、ナーブギアを被った。今度こそ、仲間を助けるために!!
「リンクスタート!」
オレはALO…アルブヘイム・オンラインの世界へ飛び立ち、まずは種族を選んだ。キリトは黒を好んでいたんで恐らくスプリガンかインプのどちらかの可能性がある。オレはアイツと被るのは何かつまらないと思ったのでイロイロ悩んだ結果、SAOから風林火山のイメージカラーだった“赤”のサラマンダーに決めた。
キャラ名もSAOと同じ“タカトラ”にし、改めてALOにダイブした。
目が覚めた場所はサラマンダー領のはずだった。だけどオレの目に映ったのは…
100m以上も高い空の上だった
「なんでだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
「あで!」
何とか木の枝に引っかかり、無事…とは言えないが何とか着地に成功した
近くに川が流れていたので水面に映る自分の顔を見て驚きを隠せなかった。髪色や防具はサラマンダーのイメージカラーの“赤”というのは別にかまわなかった。オレが驚いているのは顔の形は同じで髪型は腰まで届くポニーテール…あの幕末の頃の自分の姿にソックリだった。
念のための確認としてメニューを開いてログアウトボタンの確認を取った。ちゃんとあることに少し安心した。他に自分のステータスを確認を取ったら信じられないモノが写っていた
HPとMPは初期設定だからそこは仕方ない。だけどオレが驚いているのは《刀》、《曲刀》、《反応回避》、《戦術》。その他諸々の見覚えのあるスキルを見てオレは思い出した。SAO時代の自分のスキルであることに
いろいろ気になる名前があったがそれより今はキリトと合流するために周囲を見回すと戦闘音が聞こえたのでそこに向かって走った…
・・・あ、飛べばいいじゃん・・・
戦闘音が聞こえた現場についた頃にはもう戦闘が終了し、オレはというと
「ぜい…ぜい…ぜい…」
枝や木の根っこに邪魔されながらも全力疾走した結果……余計な体力を使い果たし、息切れを起こしていた。そうしていると、黒い妖精…スプリガンが俺に近づこうとするがその前に緑の格好をした金髪の妖精…シルフが俺に警戒しな
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