第20話 魁、妖精を語る
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教えてもらった。2年前オレがリンクスタートした場所はオレの実家……仙台市だったが、ちゃんとした設備が整った東京の病院に移されたそうだ。親父はちょうど仕事先が東京方面に移動と言う話しが出ていたので家族で引越しすることにしたという……
詩乃は詩乃で親父たちより先に東京の学校に転校し、現在は親父たちが暮らしてるマンションの近くのアパートで暮らしているらしい。親父たちからオレの事を聞いた後は毎日学校へ行った後に必ず見舞いに来ていたと…
『そっか…ありがとな、詩乃……』
『そ、そんな…私はただアンが心配だったから…』
『それでもアリガトな!詩乃!!』
『う…うん……』
そんな展開があったあと…オレは二ヶ月の間、失った体力を取り戻すためにリハビリを続ける事更に一ヶ月……SAOの頃の仲間…エギルからある画像データを送られた。そこに写っていたのは…
巨大な鳥篭に入っているアスナにそっくりなアバターだった
それから3日後…オレはエギルこと、アンドリュー・ギルバート・ミルズが開いてる店…“ダイシーカフェ”にやって来た。ちなみに詩乃は一緒じゃない。コレばっかりは自分で解決しなきゃいけなかった。そう思い、オレは店に入った
「いらっしゃいって……タカトラ!?」
「よ!久しぶりだなエギル!ってここは初めましてか、タカトラ改めて“藤堂 平助”だ」
「そうだな…エギル改めて“アンドリュー・ギルバート・ミルズ”だ」
「それでエギル、3日前に送ってくれたあの写真って…」
「まぁ待て、これから他の奴もここに来る」
「他の奴って…」
―――カランッ―――
「いらっしゃい!」
そうやってるうちに店に入って来たのはオレがよく知ってるヤツだった
「タカトラ?」
「キリト!?」
オレとキリトの互いの挨拶が終わった所で本題に入った。そして信じられない事実を知った
SAOから解放されたプレイヤーのうち、アスナを含む300人近くが未だに目覚めていないという。そして近いうち、アスナはアスナの父親の部下の男が結婚するらしい…
しかもキリトの話じゃ、うまく化けの皮を被っているらしい…そんな話とエギルから聞いた“ALO”…“アルブヘイム・オンライン”と呼ばれるゲームの世界に世界樹と呼ばれる巨大な樹が存在し、そのてっぺん近くを撮った写真に偶然映ったのがあの写真らしい…
そうこうしてオレ達はALOへ行くことを決め、店を出た。エギルからは「行くのか?」と聞かれ、キリトは不敵な笑みを浮かべながら「死んでいいゲームなんて温すぎるぜ!」と答えた。
エギルは何を言っても無駄だと
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