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大統領の日常
本編
第十八話 え?全部おれに任せるの?別にいいがどうなっても知らんぞ
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西暦2115年 11月 19日
ペルシャール・ミースト


やっと終わった。
何がって?
そりゃあ会議だよ、か・い・ぎ

マジで疲れるわぁ。
なんか副議長のクロスム(マスティスの後任)が”情報部は何をしていたのですか!”とか俺に言ってくるし、ホルスは”財政にも気を付けてください”とかいうし、クーデター組の後任になった。情報交通委員長のトルマス・ケーラーと法秩序委員長のケーフェルム・エルーカは初めての会議が修羅場になったせいでおびえまくってるし・・・

それでも一応議題となったことに関しては決定した。
委員長ら曰く、

”すべて国防委員長及び大統領である閣下にお任せします”

だそうだ。
・・・・・・・・

丸投げってことじゃねぇかよぉぉぉおおおおお!!!

ちくしょぉぉおおめぇぇええ!!!

もういい!!
こうなったらやってやるよ!!

ただし!
金の事なんかしらん!!
ホルスが喚き散らそうがミニガン乱射しようがしらん!!

だが核は使わん、あれ使ったら人類が滅ぶ!

てか早く作戦会議しなければ!!

ティレーナーさんに軍の高官を呼ぶように伝える。
そして俺は会議室に向かって走る!


・・・・・・・・・・・・


「・・・で、だ。まずは状況を報告しろ」
いまおれは会議室でケーニッツ元帥以下軍の高官とお話をしている。
さっきまでのあのテンションはどうしたのかだって?

あの後あのテンションのまんま会議室に入ったら軍の人たちからものすごい冷めた目で見られました。
今は反省してます。

ということで若干テンションンがDOWNしている。

俺が頭の中で反省していると情報部のローディス中将が話し出した。

「現在敵軍はこのように進行している模様です」
その言葉と同時にメインディスプレーに地図が表示された。

<i3410|28882>

青色:ロンディバルト民主共和国
【君主制連合】
赤色:ガルメチアス帝国
オレンジ色:チュバニペニセア帝国
濃い赤色:ゲリングファンフス帝国連邦
茶色;ショロンベルキア小国家帝国
紫色:ガルファスベルニア帝国
【中立国】
黄緑色:タールント共和国
緑色:ローゼクルムト王国
水色:ミレーニアス王国

「三方向から同時侵攻か・・・」
ディスプレーを見たケーニッツがため息をしながら言った。
「情報部からの報告も交えて報告いたします。現在のところモスクワ方面からは飛空軍三個艦隊、陸軍80師団、その他支援部隊多数。既に第三首都モスクワまで侵攻され、現在守備隊と交戦中。しかし、数に勝るガルメチアス軍に押され、すでに4割の損害を出している模様です。現在第三、第四飛空艦隊、第八、第九、第十軍団を増援として向かわ
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