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ファフナー
2部分:第二章
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故にだ。ファフナーもだというのだ。
「あの巨人もやがてです」
「しかしだ。あの指輪にはだ」
「この世を支配する力があるというのですね」
「あの男は世界を支配するのではないのか」
「さて、どうでしょうか」
 ローゲの口調は急に素っ気無いものになった。
「そうなれば彼にとってはいいことでしょうが」
「そうはならないか」
「あの指輪の呪いはかなりのものです」
 ローゲはファフナーが去ったその荒野を見ながら話した。
「そうはいかないでしょう」
「そうか」
「そしてヴォータン、貴方もです」
 ここでだ。ローゲはヴォータンに顔を向けた。そのうえで彼にこう告げたのだ。

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