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リリカルクエスト
43日目 ゆういちはでばんがない
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ノ side endー



ーフェイト sideー

なのはの砲撃をその身に浴び、大きく仰け反るドルマゲスを見て、私達みんなやったと思った。

あの攻撃に耐えられる魔導師はそういない。

墜ちるドルマゲスを見ていると、身体がブレ始め、音もなく消えていた。

そして背後から、そんな私達を嘲笑うかのように、

ドルマゲス「ククク いい攻撃です しかし 悲しいなぁ・・・ その程度の魔法では 分身体は倒せても私を倒す事は到底出来ません」

振り返るとそこには、ジュエルシードを6個手中に収めたドルマゲスがいた。

もう1体のドルマゲスが、執務官達を倒して来たのかと思ったけど、向こうの空域で戦闘と思わしき閃光が輝いてる。

ドルマゲス「おや 何を意外そうな顔をしているのです? 分身体が1体だと誰が言いました?」

え? 初めから分身が2体いたの?

そして、私達の相手は分身体に任せ、本体はジュエルシードを手に入れてた・・・?

ユーノ「そんな!? 2人分の魔力しか感じなかったのに・・・」
アルフ「ユーノ 動揺するんじゃないよ」
ファタリテ「ジュエルシードを取り返さないと」
アリシア「みんないるんだから大丈夫〜」

みんなの士気はまだ大丈夫だけど、なのはは魔力を消耗しすぎてる。

立花「すずか アリサ なのはをお願い!!」

それを察して、立花が2人になのはを頼んで、私達はドルマゲス本体と対峙した。

だけど、なのは程じゃないにしても、みんな魔力を消費している為、ドルマゲスが放つ風の魔法と植物の(つた)による攻撃で、徐々に劣勢へと追い込まれていき、

ドルマゲス「茶番は終わりにしましょうか そろそろ皆死になさい」

ドルマゲスは、私達へトドメの1撃を放とうとして、杖に強大な魔力を集めてる。

私達は満身創痍な中、必死で足掻こうとしたけど、防ぎ切る魔力はもう残ってない・・・



『ごめんね 母さん』



そして、ドルマゲスが魔力を貯め終え、



ドルマゲス「喰らいなさい バギクロス」



凶悪な暴風の魔法が私達に襲い掛かる。



ーフェイト side endー


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