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一目瞭然
第二章
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のだ。人間として。
「命を賭けてでも戦うから」
「そこに素晴らしさがあるね」
「だからだよ」
 その心の素晴らしさ、言うならば黄金の精神があるからこそとだ。堀江も言う。
「僕達はこのヒーローが好きなんだね」
「そういうことになるね」
 三木谷も堀江のその言葉に頷いて答えた。
「僕このヒーローのシリーズが好きなんだね」
「僕もだよ」
 その何の魅力もない主人公が出ているライトノベル原作の漫画を読んでいる堀江もこう三木谷に応えた。
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