第一部 --SAO<ソードアート・オンライン>編--
第三章 成長
第13話 竜使いシリカ誕生!!
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はソロで、アスナはどっかのギルドに入ったらしい..)
と…そんな事を考えていたら、シリカの笑い声が聞こえてきた。
「あはは、こら…やめ…くすぐったいよ〜」
……なんとシリカはモンスターを手懐けて、小さな竜に顔をなめられていた..
「……マジかよ…すげ〜なシリカ..」
俺は本当に驚いていた。このSAOでモンスターを《テイム》…つまり飼い馴らすことは、本当に凄くて珍しいことだ……
「シュウさん…どうしましょう? この子に懐かれてしまいました」
「連れて行くしかないな……その《フェザーリドラ》は、シリカのことを飼い主または友達にでも思ったんだ。つまり《テイム》したんだよ」
「《テイム》…ですか..」
俺はこの現象をβテストの時に見た事が合った。
それは俺たちのパーティーの一人が偶然《テイム》したところを見たからだ。
そして、そいつはβの時にこう呼ばれていた。
俺はβの時の記憶を引っ張り出し、シリカに言った。
「ああ、だからこれからはシリカは《ビーストテイマー》…つまり、その竜を《使い魔》として力を借りることが出来るようになったんだ」
「え!? ちょっとシュウさん! そんな名前勝手に作らないで下さいよ!!」
どうやらシリカは、俺が《ビーストテイマー》っていう名称を、今作ったと誤解してるらしい…
俺はシリカにちゃんと説明することにした。
「いやいや、《ビーストテイマー》は俺が考えたんじゃないって!」
「じゃあ、なんなんですか?」
「《ビーストテイマー》って言うのは、βテストの時に使われていた名称だよ。《テイム》に成功した人の事をいうんだ。……たしか考えたのはアルゴ…だったかな?」
「そうだったんですか……ごめんなさい、シュウさん」
「いやいいよ……それよりその竜の名前を考えないとな..」
俺がそういうとシリカが
「それなら、もう決めました! 《ピナ》にします!!」と言った。
流石に早すぎると思い、俺はシリカに聞いてみた。
「なんで、その名前にしたんだ?」
「家で飼っていた猫の名前です!!」
こうして俺達の仲間に、《ピナ》が加わった。
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第八層の街《フリーベン》に戻ると《テイム》の事は、たちまち大きな話題を呼んだ。
…当然だ。ドラゴンを肩に乗せて歩いているのだから..
質問攻めにあいながら、俺達は何とか泊まっている宿にたどり着いた。
宿に入ってアルゴからメールが来て、読んでだら内容に驚いた。
どうやら…もうシリカの事を《竜使いシリカ》なんて言っている人がいるだとか..
シリカにその事を知らせると、真っ赤になって
「…恥かしいです」と俯
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