暁 〜小説投稿サイト〜
フレッシュ&スウィート フルーツプリキュア!
もしも4人目がミユキさんだったら
新しい伝説が始まる
第18話
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。」
 「いい気になりやがって、今度こそ始末してみせるわ。」
 「ちょっと、違うわね。」
 「フフフフフッ。でも、君にとって絶好の大チャンスだよ。これほど人気のあるプリキュアを子供たちの前で倒せば。」
 「なるほど、不幸のゲージが一気に溜まるってワケね。」
 「ならば、やるっきゃないざーます。」
 「ざーますって、ママの言葉遣いに似てきたね。」
 「あら、あたしとしたことが。」
 「申請手続きは済んだのか。」
 「もちろんよ。」
 「用は、いつどこで仕掛けるかだよ。」
 「成功を祈るわ、ノーサー。」
 「やって見せるわ。」
 「まずは、不幸の材料を探すことだね。」

 高島平駅

 美希と祈里が乗車している地下鉄がへ到着しようとしていた。
 「ピンポポポピンポポポポロローーン。」
 「間もなく4番線に西高島平行き電車が到着します。ホームドアから下がってお待ちください。」
 「フォーーン。」
 「ゴォーーーーーッ。キューーーーーッキューーーーッキューーーッキューーッキューーーーーウーーーーゥーーーーッ。プシュ、ガラガラガラ。」
 「高島平、高島平。4番線は西高島平行電車です。」
 「やっと着いたわ。急ごう。」
 「うん。」
 美希と祈里は急いで階段を降りた。そして、改札を通過した。
 「ピッ....ピッ。」
 「確か、警察署西隣にある病院ね。」
 「急ごう。」
 美希と祈里は高島平駅舎を出た。

 千香の入院している病院1階ロビー

 「和希君、インスタントラーメンやレトルトカレーばっかり食ってたんじゃ体持たないぞ。」
 「ごめん。」
 「君のお父さん、俳優さんと聞いているからね。帰ってこなかったり、遅くなって帰ってくることばかりだろ。だから、夕食食べに来なきゃあダメだぜ。」
 すると、美希と祈里が病院に入って来た。
 「和希。」
 「姉貴。」
 「美希さん。」
 「あのブルーのブレザーの子がお姉さん。」
 「そう。」
 「もう1人の子は。」
 「祈里さんって言います。」
 「確か、あの黄色いブレザーは白詰草女子学院。」
 博は裕喜に美希と祈里のことをいろいろ聞いていた。そして、美希と祈里は、和希たちの座るソファーに座った。
 「心配かけてごめん。軽い貧血だから、もう帰って良いって。」
 「本当に大丈夫。ちゃんと検査したの。念のため入院した方が良いのでは。」
 「姉貴大げさだよ。」
 「ミキタン心配症なんだから。」
 「ところで、ラブはどこへ行ったの。」
 「千香って幼い女の子とその母親の病室へ行ったぞ。うちのクラスメートの亜美と一緒にね。」
 「あら、和希、新しいガールフレンドなの。」
 「そんなんじゃないけど。」
 「病室の番号は。」
 「301号
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