もしも4人目がミユキさんだったら
新しい伝説が始まる
第18話
[15/16]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ーーーん、わーーん、わーーーん。」
「何だかもらい泣きしてしまうわ。」
「私の時と違って、千香ちゃんに最高の幸せを与えたような気がする。」
「パイン、これが本当の本気の幸せゲットなの。」
「そうよ、ピーチ。一生に一度もないかもしれない幸せゲットよ。」
「そんなすごい幸せゲットなの。パイン、何だか自分も。」
「わーーん、わーーん、わーーん、わーーん。」
「エーーン、エーーン、エーーン、エーーン。」
スウィーツ王国ナノ研究所
「ダメじゃ。本当に泣けてくる。」
「一生に一度も叶わない幸せとは、よく言ったよ。」
ラビリンス総統官邸内謁見の間
「何、不幸のゲージが2割急減しただと。」
「メビウス様、幹部全員をお呼びになっていただき、映像をご覧になってはいかがでしょうか。」
「相分かった。親衛隊、幹部たちを至急呼ぶのだ。」
「ハッ。」
再びICUでは
「回復の経過が順調だって。」
「そうですよ。千香ちゃん、もう十分泣いたでしょ。病室へ戻りましょう。」
「うん。」
こうして、ICUを出て元々いた病室へ戻って行った。
3階301号室
「千香ちゃん、色紙をテレビの上に置いておくわね。」
「うん。」
「もうお別れよ。」
「帰るの。」
「千香もプリキュアになりたい。」
「まあっ。」
「千香、プリキュアの皆様を困らせてはダメよ。」
「千香ちゃん、病を治して幸せゲットだよ。」
「うん。」
「もうお別れよ。バイバイ。」
「バイバイ。」
プリキュアの3人は病院から去った。
再び、ラビリンスでは
「うーーーーっ。」
「泣けてくる。」
「クソッ、プリキュアめ。」
「一生に一度も叶わない幸せか。これで不幸のゲージの満タンを遅らせてしまうとは。」
「ウワーーン、ワーーーン。」
「覚えてろよ、プリキュアめ。」
翌日、日曜日
ラブたち3人は私服で千香のお見舞いに来た。
「シフォンちゃん、もう可愛いったら。」
「千香ちゃん、手術はどうだった。」
「麻酔から覚めた時、ものすごく痛かったの。」
「そうなの。」
「でも、このタイミングでプリキュアが来てくれて、うれし過ぎて痛みを忘れたわ。」
「すごいね。」
「手術が怖がる部分でプリキュアが来てくれるなんて。」
「これぞ、プリキュアマジックね。」
「手紙もアクセサリーも受け取ってくれて、色紙ももらえて最高にうれしかったわ。」
「プリキュアの皆も千香ちゃんも幸せゲットだね。」
「そうね。」
「うん。」
「シフォンちゃんにはこれ。もう忘れて行かないでね。」
「デヘヘッ。」
「退院したらまた遊ぼ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ