もしも4人目がミユキさんだったら
新しい伝説が始まる
第18話
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「先生、一条君の様子が違います。」
「どうしたのかね。」
「一条君、意識を失っています。」
「何ですと。至急、保健室にいる先生に知らせなさい。」
「はい。」
「周りの君たち、一条君を保健室まで運びなさい。」
「はい。」
和希はまず、保健室まで担ぎ込まれた。
「これは、ひどいね。救急車呼ぶわ。」
こうして、和希は救急車で高島平警察署西隣にある救急指定病院へ運ばれた。
放課後、鳥越高校
「美希君。」
「先生。」
「先ほど、都立徳丸高校から弟君が倒れたとの連絡が入った。至急、自宅近くにある救急指定病院へ向かうように。」
「はい。」
都立四ツ葉高校
「ラブさん。」
「裕喜君、何かあったの。」
「美希さんの弟、和希君が授業中倒れたそうです。」
「エッ、カズちゃんが。」
「ラブ、行ってあげなよ。」
「美希さん来るんだろ。祈里さんも来るのかなあ。」
「多分ね。あまりいっぱい来られると騒ぎになるから、ラブさんだけに来てもらうからね。」
「分かった、ブッキーにはよろしく言っておいて。」
「分かったぜ。」
こうして、ラブと裕喜は四ツ葉高校を出た。
「裕喜君、どこの病院なの。」
「近所ですよ。警察署西隣の救急指定病院ですから。」
「あら、ドーナツカフェから向かい側じゃない。」
「和希君の通う高校に近辺では、大きな病院がないからね。」
そして、到着した。
「いた、和希君。」
「徳丸高校の生徒他にも2人来てるよ。」
「大丈夫。」
「裕喜さん、ラブさん、心配かけてごめん。」
「ダメだよ。お父さん帰って来ないことが多いから夕食を食べに来なきゃ。」
「この子たちは。」
「私たち、和希君のクラスメートよ。」
「カズちゃん、お友達ができたようね。」
「紹介するわ。私、徳丸高校一条和希君のクラスメートで白田亜美です。もう1人の男子高生は後藤博君です。」
「後藤と申します。徳丸高校からの和希の友人です。」
「私は都立四ツ葉高校に通う桃園ラブです。」
「ラブさんね。覚えておくわ。」
「ラブさん、可愛いですよ。」
「まあっ。」
「俺、沢裕喜て言うんだ。あるきっかけで、和希君と友達付き合いしている。」
「あるきっかけって。」
「俺、和希君のお姉さんに惚れこんじゃって。」
「まあっ。和希君のお姉さんって、あの鳥越高校に通っている長身でスタイルの良いお姉さんだよね。」
「そうです。」
「鳥越高校って中野にあるから、到着までまだまだかかるね。」
その間、ラブはカバンからシフォンを取り出した。
「そうです。」
「和希君、まだまだ待たないと行けないよ。お姉さんとキッチリ会って説明しないと
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