もしも4人目がミユキさんだったら
新しい伝説が始まる
第18話
[1/16]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
ラビリンス総統官邸 謁見の間
「ウェスターよ。なぜ、ここへ呼ばれたか理由は分かるか。」
「プリキュアを倒し不幸のゲージを満タンにするためだ。」
「バカモン。」
「ヒィーーーッ。」
「貴様、今まで何をやって来た。悉くの失敗、クローバーの民を喜ばせ不幸ゲージを急降下させた行為。挙句の果ては、2つの悪意が抜けてしまったではないか。」
「そ、そんなあ。」
ノーザが姿を現した。
「ノーザ、見せてやれ。」
「ハッ。ウェスター君、ご覧になるざーます。」
「ピンッ。」
「悪いの悪いの飛んで行け。プリキュア・ヒーリングブレアー・フレーーーーッシュ。」
「シューーーーーッ。」
「ウッ。」
「ハアーーーーッ。」
「しまった。食らってしまった。チキショー覚えてろ。」
「これは、3週間前に見た。」
「もう1つ、映像があるざーます。」
「何もかも貴様の行動を知らないとでも思っているのか。次。」
「ピンッ。」
「悪いの悪いの飛んで行け。プリキュア・エスポワールシャワー・スウィーーーート。」
「ピューーーーッ、ガチッ。」
「ハアーーーーーッ。」
「しまった。また食らってしまった。チキショー覚えてろ。」
「ウェスターよ。もう1つ、悪意を飛ばされたらどうなるか分かるか。」
「知らん。」
「2度とこの姿では、いられなくなるぞ。よって、今の貴様は役立たずじゃ。幹部『少尉』の階級を更迭する。」
「そ、そんなあ。」
ウェスターは幹部ではなくなった。
「更に、これまでの罪科を問う。」
「ウェスター、このスイッチ分かるな。」
「やめろ〜ぉ、押すな〜ぁ。」
「時間です。」
「ポチッ。」
「ガクッ。」
ウェスターは気絶した。
「連れて行け。」
「ハッ。」
ウェスターは再び逮捕された上、収監された。その直後、ノーザの娘、ノーサーが姿を見せた。
「メビウス様、ここ最近出番がありません。何卒、出動要請をお願いします。」
「ノーザ財務相の娘、ノーサーか。相分かった。行くが良い。」
「ハッ。」
「気を付けて行くざーます。」
「はい、ママ。」
ノーサーは謁見の間から去った。そして、クローバー国にある占いの館へ向かった。
都立徳丸高校和希がいる教室
都立徳丸高校とは、美希の弟和希が通う高校である。
和希のクラスの教室では、5時限目の授業の最中であった。
「はい皆、松尾芭蕉作『奥の細道』を読み終えましたね。それでは、いくつか質問します。お答えください。」
「まず、最初は奥の細道結びの地はどこでしょうか、都市名で一条君お答えください。」
「一条君。」
先生は和希君が寝ていると思っている。
「一条君。」
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ