第百七話 最期
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ピエモン[ふはははは!!これであなたは終わりです!!この空間は私の意のままになるのです!!]
ベルゼブモン[ほう?そいつは凄いな]
ピエモン[私にこれを使わせたのはあなたが初めてですよ。流石は七大魔王。しかしこれを使われたらおしまいです!!ふはははは…ぐおっ!!?]
顎に激痛が走り、凄まじい衝撃が脳を揺さ振る。
ベルゼブモン[どんなに強力な技でもちゃんと行使する前に攻撃されては意味がないだろう]
次にピエモンに襲い掛かるのは拳の連打。
特に腹部を重点的に狙い、着実にピエモンにダメージを蓄積していく。
マスクズ・スクエアーの効力を完全に発揮する前にピエモンのダメージ超過でマスクズ・スクエアーが消えた。
ベルゼブモン[どうした?俺はまだベレンヘーナすら抜いていないんだぞ?]
単純な格闘でピエモンを追い詰めるベルゼブモン。
マグナモンもベルゼブモンの隣に立つ。
ベルゼブモン[何だマグナモン?]
マグナモン[お前ばかりいい思いはさせないぞ。悪いが俺もウォーミングアップをしたいんでな。交代だ]
ピエモン[ウォーミングアップ…だと!!?]
ダークマスターズ最強の自分がウォーミングアップの道具扱いされていることに怒りで気がどうにかなりそうな気がした。
マグナモン[生憎俺達は予定が色々あるんだ。お前なんかに構っている暇なんかないんだよ]
ピエモン[己…ならばこれはどうだ!!?]
白い布がマグナモンに被さり、少しの間を置いて布が取り払われマグナモンの人形があった。
チビモン[お兄ちゃん!!?]
フェイト「大輔!!?」
ピエモン[ふははははは!!どうです。いくら強くても人形にされては文字通り手も足も…]
マグナモン[それはどうかな?]
全員【!!?】
マグナモンの人形から声がし、そして浮かんだかと思うとピエモンの顔面に一撃を入れた。
ピエモン[ぐ…おお…!!?]
顔面に一撃を入れられたピエモンは顔を押さえる。
大輔『はは、悪い悪い。でも残念だったなピエモン』
ピエモン[何!!?]
全員【!!!!!!?】
流石にこれにはフェイト達も驚いた。
マグナモン[布が被さる寸前、極薄のバリアを張っていたんだ。どうやら心までは封印出来なかったようだな。人形になってもパワーは変わってないようだ。………よし、スピードも人形になる前と同じだ。でも手足が動かないからなんか調子が出ないな…まあ、ハンデにはなるだろう]
ピエモン[ぐっ、ふざけるな!!例え元の貴様がいくら強かろうが今はキーホルダー人形に過ぎない。キーホルダー人形ごときに何が出来る!!?]
マグナモン[いいのかそんなこと言って?それにちょっとやばいんじゃないか?こ
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