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大統領の日常
本編
第十七話 ティータイムの後は・・・
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だが・・・
まさか今年中に侵攻してくるとは。
「で、援軍は出したのか?」
「第三および第四飛空艦隊、第八、第九、第十軍団を向かわせたとのことです」
二個艦隊か、出来れば三個艦隊救援に向かわせたいがそれだと他から来たときに防衛線を維持できないからなぁ・・・
陸軍は三個軍団か。わが軍の一個軍団は通常三個師団、一個師団は一万五千名編成なので一個軍団で4万5千名三個軍団で十三万五千名か。十分だな。
そういえばモスクワの民間人はどうなってるんだろう。未だ核の影響で完全ではないとはいえ、900万人が住んでいるはずだが。
「モスクワの市民はどうなっているんだ?」
「詳しい状況はわかりませんが、現在のところ死者および行方不明者約五万四千名だそうです」
五万四千名!?多くね?まだ二時間ぐらいしかたってないんだぞ?何をどうしたらそんな数になるの?
「多くないか?まだ二時間ほどしかたってないぞ?」
「飛空艦隊からの艦砲射撃によって西側のヒムキ市が壊滅的な被害を受けたようです」
艦砲射撃か・・・貴族の奴らめ、見境なくやりやがって・・・

さてこれからどうするか・・・
まずは会議を開くか。絶対委員長達が軍があーだこうだいうんだろうな・・・


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