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101番目の舶ィ語
第ニ章。妖精の神隠し
第十二話。『次は……しましょうね』
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たら無理矢理抱きつかせた事とか、根に持っているのかもな。

「流石にあんな目に遭ったばかりだから、落ち着いていないのかもしれないな」

「今はまだ余計な事を他人に話したりしないと思いますが、後でちゃんと説明する時間を作らないといけませんよ。噂を広められたら大変ですから」

「ああ、そうだな」

あんな大変な事件に巻き込んじまったんだ。きちんと説明しないと、音央だって怖いままだろう。

「んじゃ、2人で行くか?」

「ええ。タクシーはもう呼んであります」

「痛だだだだっ……ん? なんだ、一之江さんモンジと出かけるの?」

復活したアランがそう尋ねてきた。

「ちょっとモンジを山に捨てに」

「検討を祈ります!」

「死ね_____」

ゴンッと、再びアランに頭突きを食らわした俺は一之江と一緒に学校を後にした。
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