否定に傾く二人の
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んな茶番外史を観測するのは嫌ですからね」
指を高く鳴らした。そうするだけで、また貂蝉は煙のように消え去った。
少女はカタカタとキーを叩き、モニターを移し替える。
「左慈と于吉の成り替わりになり得るなんて……本当にイレギュラーですね、あなたは」
救えないのがもどかしい、というようにモニターに手を這わせる少女は、小さく吐息を零した。
「救われない存在に救いを……彼女達の為の御使いは北郷でいいんです。でも虚数外史の御使いは……」
続きが聴こえた者は誰も居ない。
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