中vs一夏
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で、どうしてこうなった
現在、織斑先生のISの授業ナウ。 そう、それはいい。 何故、俺と一夏が模擬戦をすることになった?
目の前には白式(ビャクシキ)を起動させ、手に雪片弐型を構える一夏
いや、理由は簡単だ。 クラスの女子が言い出したのだ
「御堂君は専用機持ちなんだよね!」と。
そして、続けて言ったのは「織斑君とどっちが強いの?」だった
あとはノリの良いクラスメイトたちだ。たちまちクラスがその雰囲気になり、助けを求めた織斑先生も、俺の実力を把握するのに丁度いい機会だといって今日の授業は俺vs一夏の模擬戦となったのだった
一応、他の生徒にIS同士の勝負を見せることで授業にはなるらしい
いやいや、こないだオルコットと一夏がやったんでしょうが
「中! 全力でいくぜ!」
おまけに、相手はやる気満々。 なにこれ。 俺、昨日の今日なんだよ?
(ダリィ……)
ちなみに、俺はサバーニャを展開しているが、ホルスタービットは展開していないし、両手にもつ2丁のピストルビット以外のビットも出していない
全部粒子化している。 よって、俺が使えるのは、ピストルビット2基とマイクロミサイル、GNフィールド、とTRANS-AMしかない
さらに、白式の単一仕様能力である零落白夜を使われるとエネルギー制の攻撃はその刃に触れるだけで無効化されてしまう
何が言いたいかと言えば、今の俺はかなりのハンデを持っている
「まぁ、ほどほどにはな」
アリーナのブザーが鳴った
「織斑君、大丈夫ですかね」
場所は一夏が出てきたハッチの中。 そこでは、試合の様子をモニターで見る山田先生と織斑先生、そして、篠ノ之とオルコットの姿もあった
「先生、一夏さんはこの私、セシリア・オルコットを追い詰めた御方ですわよ? 御堂さんがどの程度の実力を持っているかは知りませんが、心配ありませんわ」
心配そうな山田先生の呟きにオルコットは自信満々に答える。
「織斑先生…」
「どうした」
その傍ら、篠ノ之は一夏の姉である千冬に尋ねる
「御堂の実力はどうなんでしょうか」
「……そうだな。 はっきりしたことは分からない。 私も、奴の実戦を見たことがないからな」
「そうですか…」
「だが、御堂が昨日、うちの学園の生徒会長に勝ったという報告は受けている」
「なっ!? 更識さんにですか!? あの、ロシア代表の!?」
話の聞こえた山田先生が驚きの声をあげる
ロシア代表
それを聞い
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