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インフィニット・ストラトス 乱れ撃つ者
中vs一夏
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た篠ノ之とオルコットは信じられないものを見る目でモニターに映る人物を見た

緑のISを装着する男、御堂中

「まぁ、更識の方は本気ではなかったそうだがな」





「……一夏」

「……一夏さん」















「おらぁっ!!」


雪片弐型を構えて、一夏がこちらに向かってくる。


だが、動きが単調、一直線なため、俺はこれにむかって一発放った


だが、さすが主人公。 セシリアとの決闘で射撃系のISとの戦いかたが分かったのか、見事に交わした


その僅かな時間の間に俺は詰められた距離を開ける


「第3世代、サバーニャか……。セシリアと同じタイプか」


そんな一夏の呟きが聞こえた。


まぁ、そう思うならそう思えばいい


俺は2丁のピストルビットを絶え間なく打ち続ける。 ビーム兵器ではあるが、GN粒子の生成量を越えない限り、いくらでも撃てるのは大変便利だ


「くそっ、近づけねぇ…!」


「悪いが、近接武器で俺の相手は無理があるぜ?」



尚も俺は撃つのを止めない。 一夏は何かタイミングを狙っているのか、極力当たらないように上手く避けている


うーむ、やはり、2基だけだと、弾幕には程遠いか



だが、ときどきかすってはいるようで、一夏のシールドエネルギーが減っていることは確かだ


……あれか、瞬時加速(イグニッションブースト)を狙っているのか


一気に距離を詰めて零落白夜で決めるつもりなのだろう


「このっ!」


無理にISを動かして、弾幕(とはいかないが)を抜けてきた一夏


少々驚いたが、振り下ろされる雪片弐型をビットの下部に取り付けられたブレードを交差させて受けとめ、その際、“わざと”片方のピストルビットを落とし、焦った表情を浮かべて一夏から距離を取った


「よしっ! これで、なんとかなるぞ!」

















「いいぞ、一夏!一気に行け!」


「ふふ、やはり、一夏さんはお強いですわ」


一夏が中の武器を落としたのを見て、篠ノ之とオルコットは喜んでいた。


だが、そんななか、浮かない顔をするものがいた


「どうかしましたか? 織斑先生 」


織斑千冬である


「これは、あの馬鹿の負けだな」


「え? どうしてですか?」


「あれは、御堂の演技だ。 しかも、演技だとバレないようにかなり巧妙にな。 さっき、武器を落としたのも何かの意図があるのだろう」


そんな織斑千冬の声を聞いて、先程とはうってかわって不安そう
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