暁 〜小説投稿サイト〜
フレッシュ&スウィート フルーツプリキュア!
もしも4人目がミユキさんだったら
武器提供キュアスティック
第17話 シフォンはまかせて!ベリーの新しい武器!!
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ーーン。」

 一方

 レミは美希の部屋へ忍び寄っていた。
 「キュア〜、キュアーーーッ。」
 「全く、どう言うお世話しているの。」
 「カチャッ。」
 「美希、何をしているの。」
 「レミーーーーッ。」
 シフォンはレミに抱きついた。
 「相当ひどいことしたわね。」
 「そ、そうじゃないの。」
 「何言ってんの。こんな怯え方しないわよ。美希には、子育ての経験が全く無いからこうなるのよ。」
 「そうなの。」
 「あまりに怖がっているから、しばらくあたしが面倒みるわよ。」
 「そんなあ。」
 「レミは、シフォンを抱えて美希の部屋から去った。」
 「バタン。」

 その夜、スウィーツ王国ショコラ自宅

 「やっぱり持っていかなかったのか。」
 「まだ、美希ちゃんの行動に問題があるわ。」
 「そうか。でも、有事が発生したら、手にできないためにやられるってこともあるぞ。明日、必ず持って行け。」
 「はい、あなた。」

 翌日、赤塚城跡公園

 美希は撮影会の日であり、公園の緑地帯で行われています。
 「カチャ、カチャッ。」
 「美希ちゃん良いよ。目線こっちね。もうちょっと。そうそう、そうそうそう。」
 「カチャッ。」
 「じゃあ、今度はあっち向いて。」
 「カチャッ。」
 「いつもだったら、現場になんて来ないのに。ママったら完全に何か勘違いしているみたいね。ラブ、ブッキーどころかあゆみさんまで見に来るって言うのだから。」
 「ほらほら、美希ちゃん。目線、こっちにちょうだい。」
 「あっ、はい。」
 「そうそう、そのままね。う〜ん。」
 「プゥーーーーッ。」
 シフォンは、撮影クルーの車を浮き上がらせた。
 「だ、だめよ、シフォンったら。」
 「どうしたの、美希ちゃん。何か、気持ち乗ってないみたいだけど。」
 「な、何でもないですから。」
 「良いから、チョット休もうか。」
 「すいません。」
 美希はクルーの車へ向かった。
 「ガラガラガラ。」
 「シフォン、ダメじゃない。おとなしくしてなくっちゃ。うん、まだお腹空いてるのよね。」
 美希はおにぎりを取り出した。
 「これじゃダメ。」
 「プリーーッ。」
 「ごめんね、シフォン。時間がないのよ。お願いだから、これ食べておとなしくしててね。」
 「ウェウェ〜ッ。」
 「やっぱり、あたしの作ったものじゃダメなの。」
 「ねえ、美希、ちょっと良いかしら。」
 「ママ。」
 「美希、あなた、全くなっていないよ。」
 「ダメなの。」
 「子育てってそんなに甘くないわ。そう言えば昔、こんなことがあったっけ。」
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 1997年蒼乃家

 「まだ美希が小さかった頃、美希がいなくなったことがあっ
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