暁 〜小説投稿サイト〜
とある3人のデート・ア・ライブ
第六章 颶風の巫女
〜夏休み編〜第2話 奇襲
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
いじゃんよ」

スキルアウトのしつけ、暴走運転者の取り締まりなどなど、今日に限って何か忙しい気がする、と黄泉川はため息をついた。

黄泉川「……」

けど、



それ以上に忙しくなるような気がする。



だって、



目の前に武装した輩が地上にゆっくりと降り立ったのだから。



黄泉川「誰じゃんよ。マシンガンに拳銃……あとその剣?みたいなものも持ってるのか。どっちにしろ、ちょっとばかり取り締まりさせてもらうじゃんよ」

分かってはいる。こんな言葉を聞いてもらえないぐらい。

これは、ただの時間稼ぎだ。

応援を待つ。これしか今の彼女にはできない。

けどーー

「……貴方が、黄泉川愛穂ですね?」

黄泉川「……だったらどうするじゃんよ」

「……一方通行の守るべき人材と判断しました。これより、実行します」

黄泉川「……ッ!?」

その直後、マシンガンが乱発する音が聞こえた。



ーーーー
ーーー
ーー




白井「ふう……今日も楽勝でしたの」

初春『お疲れ様です、白井さん』

御坂「いや〜流石ね、黒子」

白井「もちろんですわ。この程度の連中、私一人で十分ですの」

路地裏でスキルアウトが暴れていたのを拘束し、その帰りのことであった。



突然、現れたのは。



白井「……何者ですの?」

上空から突如、武装した輩が現れたと思うと、そいつらはこちらに向かってこう言った。

「……貴方が白井黒子ですね?」

白井「……そうですの」

「では、あんたは御坂美琴か……」

御坂「……何者よ、あんたら」

白井は太ももに携えている金属矢を手に持ち、御坂は前髪から既に青白い電流が迸っている。

「……佐天涙子の守るべき人材と判断しました。これより、実行します」

『……!?』

初春『白井さん!?御坂さん!?』

初春の心配の声も虚しく、戦闘が始まった。










[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ