第百四話 傲慢の正義
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にピノッキモンは首を傾げた。
ピノッキモン[ふーん。でも何か悩みがあったら聞くよ?だって僕達友達でしょ?]
賢「へ?」
ぽかんとなる賢にピノッキモンも疑問符を浮かべた。
ピノッキモン[あれ?違った?]
更に疑問符を浮かべるピノッキモンに賢は首を横に振る。
賢「あ、いや、そんなことはないよ。友達だよね。ならピノッキモンは僕の新しい友達だね」
ピノッキモン[へへ♪]
嬉しそうにするピノッキモンに本当に変わったなと自分でも思う。
いや寧ろこれがピノッキモン本来の性格なのかもしれない。
暗黒の力で性格が歪んだだけで、そう、まるで自分のように。
賢「(絶対に死なせないで森のエリアを消す方法を見つけてみせる)」
賢がそう決意して立ち上がった時であった。
賢とピノッキモンの周囲に光の障壁が張られた。
賢「!!?」
ピノッキモン[な、何!!?]
驚く賢とピノッキモンだが、次に空を見上げると、全身が刃のような天使型デジモンが現れた。
ワームモン[誰!!?]
[我が名はスラッシュエンジェモン。セラフィモン様からの命を受け、ピノッキモンと裏切り者の選ばれし子供達を排除しに来た。]
賢「裏切り者って…元から僕達は君達に従っていたわけじゃないけどね…ユニゾンエボリューション!!」
ワームモン[…ワームモン超進化!ジュエルビーモン!!]
完全体に進化し、槍をスラッシュエンジェモンに向けるジュエルビーモン。
ピノッキモンもハンマーを構えた。
スラッシュエンジェモン[ピノッキモン。闇の力を持って世界を我が物にしようとした罪、そして選ばれし子供達の裏切りの罪、死を持って償うがいい!!]
スラッシュエンジェモンがピノッキモンとジュエルビーモンに襲い掛かる。
ジュエルビーモンとピノッキモンはそれを回避するとスラッシュエンジェモンに武器を向けた。
ピノッキモン[ブリットハンマー!!]
スラッシュエンジェモン[ふん!!]
ピノッキモンがハンマーをスラッシュエンジェモンに叩きつける前にスラッシュエンジェモンは両腕の剣でハンマーを両断した。
ピノッキモン[あ!!?]
スラッシュエンジェモン[終わりだ!!]
とどめとばかりにピノッキモンを剣で切り裂こうとするがジュエルビーモンが槍で剣を受け止める。
ジュエルビーモン[くっ…]
スラッシュエンジェモン[我が剣を受け止めるとはな。だが、所詮は完全体。]
槍に罅が入り始める。
ジュエルビーモン[馬鹿な…!!?]
スラッシュエンジェモン[私の敵ではない!!]
一気に力を入れ、槍を粉砕するとジュエルビーモンを弾き飛ばした。
ピノッキモン[ああ!!?]
スラ
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