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江戸の、農民の息子の話。
秀希の物語第四話!

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秀希[貴女は、千里さん?
紅葉[今は千里です、でも前は
秀希[紅葉だろ。
紅葉[えっ、貴方とは初対面だったはずですよ?
秀希[俺は記憶喪失だったんだ、おそらくあんたも。
紅葉[貴方、何を言って、
秀希[顔を見て全部思い出した、なぁ、藤上紅葉さん?
紅葉[あっ、
秀希[でもな、美しいよな、あんたも
紅葉[えっ、?
秀希[俺の嫁になってくれん?
紅葉[良いですよ。
そうはさせんぞ!秀希!
秀希[誰?
直樹[紅葉の弟、直樹だ
秀希[どけよ、シスコン野郎。
直樹[ほぅ、良い度胸だ、私の剣術をなめるでないぞ?
秀希[後悔するだけだぞ?
直樹[うぉぉぉぉぉぉ!
秀希[ちっ、これだけは使いたく無かったけど。
巻物第四九十二!火炎波!
直樹[うわぁぁぁぁぁ
秀希[さぁ逃げよう!
紅葉[うん!
この後、秀希と紅葉は遠く遠く離れた場所の小高い場所に家を建てました
秀希と紅葉は天罰を受けました。
そこで秀希が死ぬ前に本を書かせてくれと言いました。
本を書いた途端、二人は死んでしまいました。
            ー300年後ー
そこは図書館になっていました。
秀希の家系の一番下の秀吉(しゅうきち)が、ある本を手に取りました。
その題名は[秀希紅葉大日記]といったそうな。
この物語が永遠に続くように、
                 藤上秀希、藤上紅葉
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