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タケミカズチ、抜錨します。
万能潜水艦ノーチラス、本日より○○○鎮守府に着任します!
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話ではありますが……。


「なら問題ない。タケミカズチの話はここで終わりだ。それよりもノーチラス、だったか?彼女の着任手続きを済ませよう。まずは―――」
「履歴書の提出ですね。帰港した時、船渠で大淀さんから書類を頂いたので、そのまま船渠で書いて貰いました。これです」
「そういえば、新しい艦娘を保護した報告を受けた大淀が、休憩のついでに履歴書類を船渠まで持って行くと言っていたな。……うむ。書類一式、確かに受け取った。配属に関しては―――」
「提督。彼女は私の艦隊に配属して頂けませんか?」
「第8機動艦隊にか?確かに、この履歴書に記載されている最大船速を考えると、タケミカズチと組ませるのが一番か。……よし!では、万能潜水艦ノーチラス」
「はい!」
「本日を以って貴艦を当鎮守府第8機動艦隊の所属とする!……ようこそ、○○○鎮守府へ」
「万能潜水艦ノーチラス、本日より○○○鎮守府に着任します!これからもよろしくお願いします、提督」


席を立ち、私達の前まで移動してきた提督が手を差し出してくると、ノーチラスはその手を取って握手しながらそう返答した。



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