一日の終わり
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と改めて自己紹介を始めた
「更識楯無。 この学園の生徒会長よ」
「御堂中です。 世界で織斑一夏に次ぐ、二人目の男のIS操縦者です」
こうして、俺は会長ーー楯無先輩との邂逅を果たした。 物語の序盤でまさかの展開であったが、まぁそこはよしとしよう
よしとならなかった
「で? 話を聞こうか?御堂」
「いや、あの、何のことですか?」
現在、織斑先生からの説教ナウ
あのあと、教室に戻った俺を待ち構えていたのは何故かお怒りでいらっしゃる織斑先生だった。
そして、首根っこを捕まれ、職員室へ連行され今に至る
「何のこと? 御堂。私は問題を起こすなと言ったはずだぞ?」
「え、えぇ。 言われました。 ……あの、まさか窓から飛び降りたことですか?」
思い付くのはそれくらいだ。
「それもあるが、違う。 御堂、お前私の授業を無断欠席しただろ」
一瞬、何を言われたのか分からなかった。 は?無断? おかしい。会長は確かに連絡したと言ってたはずだ
「あの、生徒会長から連絡を受けたんじゃ……」
「何をいっている。 そんなことで誤魔化すな」
「ちょ、ほ、本当なんですよ! 休み時間の時、いきなり模擬戦することになったんですって!!」
俺はなんとか、あの時のことを詳しく話し、事情を説明した。それはもう、あの帳簿アタックを喰らいたくはないがために必死にだ
そんな思いが通じたのか、会長へ確認を取り、事実であるとわかったあと、俺は要約解放された。
「くそ、あの会長、なんてことをしてるんだ……!」
「あ、御堂君。 ここにいたんですね」
職員室からの帰り、寮へ戻ろうとしていたところ山田先生に呼び止められた
ちなみに、今はすでに放課後だったりする
「どうかしたんですか?」
「ええ。 つい先程、御堂君の部屋が決まりましたので、お伝えに」
それを聞いてはっとした。 そう言えばまだ寮の部屋が何処なのか聞くのを忘れていた
会長との試合で完全に忘れていたぜ
「すいません、助かります」
「いえ、大丈夫ですよ。 御堂の部屋は一人部屋となっています。荷物の方はもうすでに運び込まれていますので、確認しておいてくださいね。 大浴場は男の子と女の子で時間が違うので、そこだけは注意してください
」
粗方の説明を聞き、了解しましたと言って部屋の鍵を受け取った俺はそのまま寮へ向かう
とにかく、今日は自炊して寝るだけだ
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