暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico13欠片を集めて全容を描く
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でもないと思うけど・・・」
「・・・少なくとも、わたしのより美味しい」
評価は上々。お世辞やなくてホンマに美味しい。最後にリインが「コレを作ったのはお2人なんです?」って訊いたら、「そうだよ」セレネちゃんが答えて、「一応は女の子だしね」エオスちゃんが苦笑。
「ぅぐ。なんだろ、2人より女子力が低いって言われてるようで悔しいんだけど」
そう言うてガックリ肩を落とすシャルちゃんを見て、「少なくてもシャルに勝ったのは嬉しいね♪」セレネちゃんとエオスちゃんはタッチを交わした。それから3人のお弁当箱をみんなで食べながら雑談。セレネちゃんとエオスちゃんは、わたしらより1こ年上やのにどうして4年生なんか?とか。
「初等部の魔法学科ってさ、3年までは基本的なレベルで、4年と最終学年の5年は応用的な事を学ぶんだけど」
「どうせ5年から入って中途半端に習うより、1学年落として最初っから習う方が良いって話でね」
そんなことをお喋りしながらお昼ご飯を終えて、お昼休みをどうして過ごそうか、って話になった時、「きゃぁぁぁぁぁ!」悲鳴が上がった。尋常やない悲鳴やったから「ルシル君、アインス、リイン!」局員として現場に向かうことにした。
そんでトリシュちゃん達に案内してもろたんは食堂区画に隣接する、食材を保管しておく倉庫やった。すでに初等部・中等部の生徒やシスター、スーツ姿の先生たちが集まってて、「生徒は下がって!」って生徒たちを近付けへんように必死やった。
「プラダマンテとシャッハが居る! 事情を聴いてみるよ!」
人だかりを縫って駆け出すシャルちゃんにわたしらも続く。そんでシャルちゃんがシスターから聴き出したのは「食材泥棒・・・?」やった。詳しく話を聴くと、この半年、月1の回数で食料庫が荒らされてるらしい。そんで今日、また荒らされてしもうて、最近勤め始めた食堂の職員さんがその光景を見て悲鳴を上げたってことや。
「最初は注意しないと気付かない程度でしたけど、日が経つにつれて多くの食材を、そして派手に荒らされるようになってしまっているのが現状です」
「これまでに何度かトラップや監視カメラを設置したのですが、どれも効果はなくて。荒らされようからして動物の仕業だとは思うんです。それにしてはトラップも監視カメラも引っかからないし映らない、という次第です」
シスター・プラダマンテとシスターシャッハから事情は伺った。とここで「ねえ、ここはわたし達に任せてくれない?」シャルちゃんが事件解決を買って出た。わたしも「何かお役に立てることがあれば、お手伝いします!」願い出る。
「試しに任せてみない? 捜査官としてそれなりに経験も積んだし、学院関係者じゃ目の行かないところにも着眼するかもよ?」
そう言うてウィンクするシャルちゃん
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