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剣聖龍使いの神皇帝
第2巻
白騎士対黒鐵改
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もんだ。この姿となった俺いや我は本気を持って貴様を倒す!』」

そして歩くだけで威圧を放つ我に対して、エドワードは刀身がない剣を振るったがあっという間に折れてしまう。残った武器は盾と拳のみと悟ったのか、拳を我に放つが逆に押し返す程弱い拳だった。なので我が進むと白騎士は後退しながら押そうとしているけど、いい加減無駄だという事を知らないようなので、我は重力を纏った拳を白騎士の盾に向かって放つ。エドワードは盾で防御姿勢をするが、分厚い盾がまるで粉砕した後みたいになり消滅した。持ち手としていた手ごと手刀で払ってから、白騎士の胸辺りに拳を撃ったのだった。その衝撃は、三連衝撃拳以上となりエドワードが身に着けていた甲冑が粉砕し、残ったのは生身となったエドワードだけだった。

『くくく、あははは!キミをボク達の同類と認めよう!ランクSだと認めよう!七人目となり、七十億分の七の怪物だ!この広い世界で七人ぼっちだ!《異端者(メタフィジカル)》など比にもならない、人の皮を被った異形何だよキミは!日本くんだりまで来た甲斐があった、キミは全くボクの期待通りの男だ!さあ!ボク達と共に、存分に孤高を分かち合おうじゃないか!』

「『ランクS?違うな、ランクSSSだと素直に認めろ。それと人の皮を被った異形ではなく、人の皮を被った神様であり三人目の神皇帝だ。じゃないとお前を殺してもいいが、殺しちゃうと白騎士機関が機能しないから、殺さない』」

そう言いながら、素体であるエドワードの頸を掴みながら言った後にランクSSSだと認めた。やっとかと思ったら、ここでドウター反応確認されたので我は相棒達を召喚したのだった。今の我は第二の姿とされている創造神黒鐵となっているので、赤龍帝の力は使えないが神の力は使えるからな。ドウターは小型が主だったが、あちらでも出現したようだな。それと本来の主人公はここで禁呪をぶつけるようだ。確か・・・・。

『綴る、終わらせる者よ 氷狼よ そなたの息吹を貸しておくれ 死よりも静けく凍えさせておくれ 盛者必滅は世の摂理 神の定め給うた不可避の宿業 水が低きへと流るるが如く 全ての命を奪っておくれ 時すらも凍てついたが如く 全てが停まった世界を見せておくれ 誰にも壊される事もなく 壊す者すら存在しない永劫の美を、極点を 見せておくれ 我は理解を拒む者 絶対のみを求める者 何と醜い事であるか! 生命が屯を成して、蠕動し、腐臭を撒き、産み増える事の奇怪さの 我はそれを認めはしない 我はそれを解さない 我は望む 白一色の景色を 我は望む 美しき死の世界を 我は望む 醜き万物が埋もれ 閉ざされる世界を 我は望む 全てよ停まれ 停まれ 停まれ』

この長い都合十三行で詠唱したのは、第十三階梯闇術で主人公しか使えない《固有秘法(ジ・オリジン)》禁呪、絶対零度圏の《摩
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