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剣聖龍使いの神皇帝
第2巻
緊急車両並みの速度×それぞれの挑戦状
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いのかな?』

「『剣を抜かせるぐらいのじゃないと、俺は静乃を渡す訳にはいかない。この俺である神皇帝はランクSSSだと言う事は既に知っている癖に、少しでも加減が出来ないから死なないでね?と相手を心配するぐらいなんだけど』」

『ボクは彼女をイギリスに招きたいけど、流石の神皇帝じゃ敵わないとは思っている。だがボクにもイギリス本部長というプライドがあるし、神皇帝に目覚めたばかりの者がランクSSSだと承認する事はない。このボクを倒せば素直に認めてやってもいい、という訳でアン。キミはそこのお嬢さん達三人と淑女の一人を生きたまま確保する事。いいね?』

『・・・・承りました(Yes. my lord)』

エドワードに重ねて命じられて、アンジェラは悔しそうだったが恭しく拝命した。暗い炎を灯した瞳で最後にもう一度俺を睨んでから、未練がないようにして視線を逸らす。静乃達だけに意識を向けた時には、沙紀はISを展開させたが今回はエクシアRIIだった。右前腕に装備される斬撃兵装であるGNソード改だったので、そんな玩具な装備で負けるはずがないと思ったらしいが、実際は双頭剣の刃とGNソード改の両刃で受けながら膝蹴りで離れたアンジェラ。サー・エドワードが、俺の本気を受けられるのか相手は冷や汗していた。

「サツキ達は沙紀のバックアップを頼む。またもしドウターが現れた場合は、沙紀の代わりに相手をしてもらえ。それとラードゥンはマヤの近くにいて、結界を作るのを補佐しろ。他は俺の中で待機だ」

「承知しました。我が主」

「了解したわ兄様!」

今の所アンジェラの相手は沙紀がやっているが、いつドウターが出るか分からない。なのでサツキと静乃でバックアップをし、マヤが『夢石の面晶体(フィールドオブドリーム)』の準備に時間かかるためにラードゥンが補佐をする。結界や障壁を得意とするドラゴンだ、問題はないさ。六人しかいないランクSだろうが、CBにはランクS保持者ぐらいの実力や権力を持っている。戦いは二つの場所となったが、俺対エドワードで沙紀ら四人対アンジェラ・ジョンソン。俺は巻き込まれないようにして、場所移動する。
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