32日目 ゆういちはようすをみている
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「ファタリテ フェイト アルフ どうしたの〜?」
3人は返事もなく、俯き無言のままでいる。
アリシア「お姉ちゃんにも言えない??」
『『姉さん ゴメンなさい・・・』』と小声で言い、3人はリビングから出て行った。
ファタリテ達の心中は察する。
3馬鹿はどうだったか知らんが、傍から見れば6対1か、9対1かもしれない。
内3人は一応SSSランクで、ファタリテ達もAAAランクと戦力は揃っている。
それでも、マホカンタの前で一方的な展開にされたのだ。
なまじ魔法に自信がある奴なら、この出来事に心を折られ、今後支障が出る場合もある。
それに、ドルマゲスのあの発言。 ウー(−“−)-ン
『もっと強力な魔力を手に入れないといけない』って事は、まだ未回収のジュエルシードを狙って来る可能性が高い。
管理局とやらが来ても、多分ドルマゲスにフルボッコにされるだろう。
ダモーレで見てないけど、感じた魔力から恐らくドルマゲスはEXランクだ。
ファタリテ達は、この壁をどう乗り切るのか? ドルマゲスにどう立ち向かうのか?
次、ジュエルシードを感知した時は、最初から見物に行ってみようと決めた。
翌日、ファタリテ達3人はまだ落ち込んでいるらしく、アリシアが朝ごはんに呼びに行っても、部屋から出てこなかった。
学校では、なのはと橘が目に見えて落ち込んでいる。
すずかとアリサが『どうしたの?』と聞いても、『何でもない・・・』と重症気味。
すずか達が、
すずか「なのはちゃんと立花ちゃん どうしたんだろう?」
アリサ「悠一 心当たりない?」
なのは達の事を、2人よりも親しくない俺に聞いてくるのはなんでだ?
すずか「それと悠一君 昨日 結構大きな魔力を複数感じたけど 何かあったの・・・?」
アリサ「すずかと朝話してたけど 4つ気持ち悪い感じがしたのよ」
4つ?? ドルマゲスはわかるが・・・ 3つ・・・・・? あ! 3つはアレ等か。 !(゜Δ ゜)ナルホド
悠一「ああ ちょっとアイツ等と似た奴が出たんだ」
アイツ等って言葉で、ゲマを連想して息を飲む2人に、
悠一「まだソイツ等の目的はわからないけど 俺が監視はしてるから 2人も注意してね」
いらない不安を取り除いでおくと、俺の実力の一部を知っている2人は安堵してくれた。
そんなやり取りをしてたら、橘がこちらをいつもとは違う視線で見ていて、何か言いたそうにしている。
気になったので、
悠一「どうしたの 橘さん?」
立花「・・・なんでもないわ」 《なんで転生者の癖に アンタは何もしないのよ!?》
言葉とは裏腹に、苛立った声の念話が聞こえた。
立
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