インフィニット・ストラトス 否定の救世主 2
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の話題を続けよう。
「白騎士事件の際の公式発表の死者0名。本当に信じているんですか?本当に死者が0だったとしても五体満足とは言えない人だっている。ミサイルを撃ち込んだ犯人を知っていて、今でもそれを黙っている。オレには共犯にしか見えないんですけど」
「……なんのことだ」
「まあ、言えないですよね。言ったってどうにかなる事じゃないですから。ところで、織斑先生」
「なんだ」
「人を斬った感触ってどんな感じでした?ああ、ISだったから正確には分からないですよね。どちらかといえば斬るというより叩き潰すって感じですし。その後に人を殺した事に悩まされて一夏にも顔を合わせ辛かった様ですしね」
「な、「なんで知っている」」
言葉を被せた事で織斑先生の心が乱れに乱れる。これ位突いておけばオレに干渉するのは避ける様になるだろう。
「篠ノ之束は確かに天災ではあるけど万能ではないってことですよ。天才は他にも居るし、特化型が集れば超える事だって出来る。それだけのことですよ」
「全く、問題ばかり起こして。こんなのが少佐でいいの?」
ロングブレードでレールガンの弾を弾き飛ばしてボーデヴィッヒに対峙する。
「来主さん!?」
「操!?」
「また貴様か!!」
「はいはい、貴様ですよ〜」
「馬鹿にして!!」
「馬鹿にするよ。君は何度も校則や国際ルールを破ってるんだからね。オルコットさんの時も思ったけど、代表候補生の選出には面接も行う必要が大であるってIS委員会に言った方が良いと思う位だから。それは置いておいて、ボーデヴィッヒさんは罰則として当分の間専用機を没収させてもらうから」
「ふん、貴様の言うことを聞く必要はない」
「残念だけど、ボーデヴィッヒさんが起こした国際問題に対して生徒会からドイツ政府に抗議を行った所、次に問題を起こした際には処分は任せるっていう誓約書。生徒会の正当性が認められる場合、その指示に従わなければ君の居場所はなくなると思え。君はそれだけの事をしでかしている」
「なっ!?」
「もう一度だけ言う。ただちにISを解除して渡すんだ。従わないようなら実力で武装解除させるよ」
「ちっ、やれる物ならやってみろ」
「そうさせて貰うよ」
話している隙にボーデヴィッヒさんがAICを発動させたのは分かっている。顔に書いてあったから。絶対的な信頼を寄せているようだけど、オレには無意味だ。テレポートで背後に回って触れる。後は、いつも通り同化して終わりだ。
「はい、と言う訳で今度のタッグトーナメント前日の放課後までISは没収させてもらうから」
驚いているボーデヴィッヒさんを無視して、同じ様に驚いている鈴ちゃんとオルコットさんに近づく
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