頼れる男
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生き残った生徒や先生は皆
体育館へと 集められた
みんな恐怖に怯え
失った友のために涙を流した
中には
状況を掴めていない生徒もいて
この後のバイトの心配をしている者もいた
先生が拡声器で何か言ってるが
他の人の声で かき消されている
そこに 生徒会長がステージに飛び乗った
彼は松本 孝太(マツモト コウタ)
剣道部 主将の2年生だ
「ーーみんな、聞いてくれーーー」
彼の力強い声に
体育館が静まる
「大勢 人が殺された
あいつらに!
まだ・・確かな事は言えないが たぶん……俺たちは過去に来た
おそらく戦国時代に……
大人たちは ほとんどいない……俺たちで なんとかするしかない!
とりあえず、今いる人数を把握したい」
生徒会長の登場で
騒がしかった生徒達も落ち着きを取り戻し
それぞれが 人数確認を始めた
.
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