第18話 魁、現状を語る
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を巻き込んで、殺しを望んでない人も巻き込んだ!
だからオレは決めた。必ずこのゲームを終わらせる。そして…これを巻き込んだあの男を…茅場晶彦を必ず、ぶん殴る!!
それからの2年間は苦労の連発だった。はじめは一人で剣を振るっていたが、やっぱり限界があって相方を探そうとしたがキリトは行方が分からず、偶然再会したクラインと合流し、オレはそのままクラインのギルド…“風林火山”に入った。俺はそこの切り込み隊長として活躍し、つい幕末の呼び名だった“魁先生”と名乗っちまった。
その後一番驚いたのは50層の武器店で刀の手入れを頼もうと入ると茶髪で猫のようなはねた髪型が特徴の少年がいた。昔の仲間がいた……幕末の新選組がいた。
『平助?』
その店の中に総司がいた。元・新選組 一番組組長の“沖田総司”が!どうやら総司もこの時代に転生したらしく、名前は前世と同じ総司ではなく“沖田 総一郎”となっているらしい。しかも今はこのSAOで彼女が出来たらしいが、別に羨ましいとは思ってない…ホントだからな?
だが一番驚いたのは“あの”コミュ症と言われるほど人の付き合いが悪いキリトが血盟騎士団の副団長…アスナと結婚したというアイツからのメッセージを見た時は驚きを隠せなかった
−−−えええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっっ!!!???−−−
そんな報告から2週間近くが経った時、血盟騎士団の団長にして“SAO最強”と名高いプレイヤー…“ヒースクリフ”からのメッセージにこう書かれていた。
“75層のボス部屋を発見した”と、だけど合同ギルドの20人の偵察隊のうち、帰還できたのは10人のみ。メッセージによるとボス部屋に入った10人は全員消えていたと言う。そこでヒースクリフは攻略組を構成するギルドやソロから、可能な限りの精鋭を集めて、ボスに挑むことになった。
そして風林火山からはリーダーやオレを含めて6人が参加することになった。いざその合流場所に行く直前、リーダーは俺たちに言った。
『いいか!必ずこのデスゲームをクリアすることが最終目標だが、一番の目的は、全員生きて出ることだからなあ!』
その言葉に震えた俺たちはそれぞれ武器を取って空高くに上げ、『応っ!!』と声を上げた。絶対に生きて、みんなと会うと自分の心に誓って…!
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