11ヴィヴィオなの!
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ね? 大丈夫?」
「ぁ…」
女の子はなんとか落ち着いたようである。
「立てる?」
「うん…」
それで女の子は立ち上がった。
それと同時にシスター・シャッハにも念話を送り、
「(緊急の危険はなさそうですね。ありがとうございます。シスター・シャッハ)」
「(はい)」
それから私はお人形や女の子の服についたほこりをはらってあげて、笑みを浮かべながらゆっくりと話し出す。
「はじめまして。高町なのはって言います。お名前、言える…?」
「ヴィヴィオ…」
「ヴィヴィオか。
いいね、可愛い名前だね。
…ところでヴィヴィオはどこか行きたかったの?」
「ママ………いないの………」
「そっか。それは大変だね。それじゃ一緒に探そうか?」
「………うん」
「よし。いい子だ」
後ろを見ればシグナムさんも現場に来ていたようで優しい笑みを浮かべている。
それからヴィヴィオと一緒になってお話をした。
◇ヤマト
俺達フォワード陣はなのはさんに呼ばれなのはさんの部屋に来ていた。その理由は……
「いっちゃやだー!!」
あの時助けた女の子がなのはさんに泣きながら抱きついて離れようとしないのだ
「(みんな、お願い、助けて……)」
なのはさんからの救援要請が念話で聞こえてくる。
それで、ティアナ、スバル、エリオ、キャロがいろいろ試すが撃沈。フォワード最後の俺が何とかしようとしたとき八神部隊長とフェイトさんが部屋に入ってきた
「八神部隊長…」
「フェイトさん…」
フォワード陣となのはさんは困った顔で見た。
「エース・オブ・エースにも勝てへん相手はいるもんやね〜」
八神部隊長がのんきにそう言っている。
「こんにちは」
「あう…?」
「ヴィヴィオ。こちらフェイトさん。なのはさんの大事なお友達だよ」
「ヴィヴィオ、どうしたの…?」
それからなのはさんの念話が聞こえてくる。
「(病院から連れ帰ってきたんだけど、どうも離れてくれなくて…)」
「(懐かれちゃったのかな…?)」
「(それでフォワードのみんなに相手してもらおうと思ったんだけど…どうもまだ怖いらしくて)」
「「「「(すみません…」」」」
撃沈した四人が謝る
「(なのはさん、フェイトさん、ここは僕に任せてください)」
「(お願い、ヤマト)」
「(ヤマトに任せる)」
それでヴィヴィオに話しかける
「こんにちは、僕はヤマト、更識ヤマト。なのはさんの弟子なんだ」
この苗字使うの初めてだな……俺には複数の苗字がある。時神、フェニックス、デュノア、グレモリー、更識、こんなに苗字持っているのはいないだろう
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