三話 絶対命令
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「いつまで降りるんだ?」
小麦に着いていきエレベーターに乗った自分が言う
小麦「えーッとねー後三十秒位?」
実のところ言うとエレベーターに乗ってから五分たっている
五分もエレベーターの中でたっていたのだ、流石に暇で仕方ない
だから退屈しのぎに小麦に話しかける
「小麦?今から見に行く武器とは、どんなのだ?」
小麦「楽しみなくなっちゃうよ?いいの?」
「それは、嫌だな…」
小麦「大丈夫!もう着くから!」
そしてエレベーターが止まり扉が開く…
真っ暗な部屋だ…エレベーターの電気位しか明かりがない…いや?つけてないだけか?
小麦「少し待っててね!」
そう言って小麦は、携帯を取りだし何かを打ち込んでいる…
そして小麦が携帯をパタンと閉めたと同時に電気がつく
そして武器が入ってるであろう黒いトランクケース部屋の中央にあることがわかった
「あれが武器か?」
そう聞くと小麦は、頷いた
「開けてもいいんだよな?」
小麦「いいけど気に入るかどうか?」
トランクケースに近寄りケースを開ける…
ケースの中には、一本のナイフがあった
小麦「そのナイフは、麻痺ナイフよ!志武槻でも立っていられない位強力よ?」
「ふむ…これであいつが殺せるのか?」
小麦「殺せる可能性は、あるわ!何せクジラは、かすっただけで死んでしまったのだから!」
すごく自慢気に話す小麦…
武器の詳細とかの話では、なくただ単に自慢したいだけなのだ
たまに、ムカつく…けど何か安心する
「なぁ?小麦」
小麦「ん?なーに?」
「あんたの部下借りれないか?」
小麦「いいけど…なんで?」
「誘き出すのさ…志武槻を…」
小麦「わかったけど…自分で好きな奴選んでね!理由も説明するのよ?」
「はいはい…わかりましたよ」
そしてまたエレベーターに乗り上に上がる
しばらくしてエレベーターが止まり扉が開く
どうやら社員達の仕事部屋のようだ
小麦「さぁどうぞ?ご自由にお選びくださ〜い!」
「そこのチンピラみたいな奴ら三人! 」
社員「何だ?てめぇは?」
小麦「そいつらで、いいの?」
「あーうん…こいつらでいいよ!めんどいし…」
小麦「じゃーそこの三人!絶対命令です!志月志武槻を殺して来なさい…」
三人「了解しました!!!」
三人は、大きな声を揃えて返事をした
そして三人は、それぞれの得意な武器を取りだしビルを後にした
「よし…僕もそろそろ行くかな…」
小麦「もう帰っちゃうの?もう少し見てってよー!」
「ごめんな…また今度来たときに遊びに行こう?」
小麦「うん!わかったー!また後でね!」
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