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バロンダンス
1部分:第一章
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「そうね。帰ったらね」
「とにかく。それが気になってだったんだね」
 話すがバロンダンスに戻った。そのことにだ。
「それで今一つ」
「気にしたらよくないって思っていても」
 それでもだというのだ。母親としてだ。
 子供のことが気になるのは当然だった。それで乗りきれなかったのだ。踊りにもそれがどうしても影響してしまってのことである。
 それを話してだ。プラムはヤティに言った。
「じゃあ帰ったらね」
「スカハトの為に栄養のいいものを作ろうか」
「そうしよう」
 こんな話をしていた。とにかく我が子のことが気になる二人、特にプラムだった。それは次の日にもだ。影響が出ていたのだ。
 子供の風邪は快方に向かっていた。それでもだ。プラムは安心しておらずだ。ダンスをしてもだ。やはり乗りきれないのだった。
 それに対してだ。ヤティはだ。彼女をフォローしていく。
 それでバロンダンスは無事に進む。そのまま順調に終わった。だが、だ。
 楽屋でだ。プラムはまたヤティに話すのだった。
「どうもね」
「まだ気になるんだね」
「完全に治らないと」
 そうでないとだ。安心できないというのだ。

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