第九十九話 力を求めて
[2/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
フェイト『これでもう大丈夫だね』
一輝『やれやれ、この程度ならわざわざ俺が出ることもなかったな』
遼『はは、さて…これで全て終わってくれれば…』
選ばれし子供とデジモン達の間に安心感のような空気が流れた。
ピエモン[ふ、ふふふ…まだ…終わっていませんよ…]
ピエモンの声を聞き、バッと振り向く一同。
ピノッキモン[まさか僕達が此処まで追い詰められるなんて…君達を少し甘く見てたよ…]
メタルシードラモン[ムゲンドラモンが倒されたのは予想外だったがな…]
マグナモンのエクストリーム・ジハードを受けた為に傷を負っているが、まだ余力を残しているピエモン達。
しかし余力を残しているのはこちらも同じ。
ルカ『あなた達は馬鹿ですか?こちらは殆ど無傷なのにも関わらず、あなた方は一体欠けた。どちらが有利かなんて一目瞭然だと思いますが?』
ルカの正論にダークマスターズは歯ぎしりする。
再び戦いが始まろうとした瞬間、地響きが起こる。
全員【!!?】
大輔達が目を見開くと、地割れが発生し、地面が何処かに吸い込まれていく。
はやて『何やの!!?』
すずか『あの山に吸い込まれていく…』
遼『スパイラルマウンテンだ。やばいな、巻き込まれると面倒だ。』
大輔『退避だ!!』
巻き込まれる前にこの場を離脱する大輔達。
離脱し、ピラミッドに戻った大輔達は息をつくと、椅子に座った。
ナノモン[どうだった?]
大輔「正直に言わせて貰えばキメラモンカオス…現実世界で戦った究極体よりは弱い。けど…」
[けど?]
大輔「少し鍛えてみようと思うんだ。選ばれし子供達は全員集まったし。そろそろ全員を鍛えておく必要がある。いずれ何かあるか分かんねえしよ…余裕があるうちにしておきたい…少なくても完全体で究極体とやり合えるくらいには…」
一輝「まあティアナのチビに至っては完全体以前の問題だしな」
ティアナ「うっ…」
はやて「そやった。ティアナちゃん、超進化はまだ出来ないんやったな」
賢「ああ、戦闘慣れもまるでしていない。実戦経験はヴァンデモン戦とキメラモンカオス戦だけ…ギンガより少ないから殆どないに等しいね」
ティアナ「あうう…」
ティアナ・ランスター、周りの声に撃沈。
ルカ「大丈夫ですよティアナ。君より年下のスバルやアリシアだって出来たんですから、君にも出来ます。絶対にね」
ティアナ「うん…」
ルカ「大輔さん、ティアナの特訓ですが、僕が付きっ切りでやりたいんですが、いいでしょうか?」
大輔「ああ、目茶苦茶強
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ