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魔法少女リリカルなのは 龍皇の軌跡 現在連載停止中
竜召喚師は前衛向きでは無い・・・なんて誰が決めた!
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side リューヴェルト

紅と紫と翠の閃光が幾度と無く交わり、火花が散る

「シュトゥルムウィンデ!」


シグナムのデバイス、レヴァンティンの刀身から衝撃波が放たれる

「竜牙!」

同様にわたしも魔力付与斬撃を飛ばし衝撃波同士がぶつかり爆発する

side out

side シグナム

失敗した。相手を侮っていた。召喚師は接近戦闘には向いてない。そう思っていた

しかし違った。

現に彼は私たち二人を相手に一歩も引いていない。その証拠に私の攻撃も

「レヴァンティン」

《シュランゲフォルム》

「シュランゲバイゼン!」

「竜牙双滅!」

相手の放つ十字の斬撃に私のシュランゲバイゼンも軽々と防がれ連結刃も勢いを失う

・・・ファルケン。使うしかないのか

side out

side ヴィータ

油断した。完全に相手をナメてた

その証拠にシグナムの攻撃は一つも通ってねぇ

それに

「アイゼン!」

《エクスプロージョン》

「フランメ・シュラーク!」

ドガアアアン

「ッチまたかよ」

アタシの攻撃は全部分けの分かんねぇ羽に全部防がれて相手にすらされない

・・・ギガント。やるしかねぇか

side out

side リューヴェルト

ヴィータの攻撃は全てフェザースキルで防御、シグナムは竜牙で対応してやっと二対一で渡り合える

正直言ってかなりキツイ。

『お父様!』

ふいにイクスから念話が入ってきた

『なんだ?』

『アイオスの狙いは私です!』

『どう言う事だ!』

『私の作り出すマリアージュコア、それを狙って闇の守護騎士と名乗る騎士とその主がこっちに、
マリアージュは全滅、お母様も一人ではもう持ちません!』

こっちはおとり、そういう事かだがこちらもすぐに応援に行けそうに無い

向こうがもう持たないのであれば遠隔召喚で応援を向こうへ行かせるしか無い

「フィン、フェザーエッジ、フルバースト!」

《フルバースト》

わたしを中心にフェザーエッジを射出、彼女達から距離をとり竜召喚に入る

此方(こなた)より彼方(かなた)へ。無垢なる二体の破壊者よ、悪意なき暴力を思うがままに振るうがいい。竜魂召喚、ソラ、テッド!」

遠目で城の方に光の柱が二つ上がったのが見える

あの姉弟ならしばらくは持つだろう

そう思いフェザーエッジの射出をやめる

「一つ聞こう。お前達はわたしをおびき寄せるためのおとりか?」

彼女達に聞く

「すまない。主の命だお前を城に戻させるわけにはいかない」

そう言ってシグナムはレヴァンティンを構える


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