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チート戦艦の非常識な鎮守府生活
13.一航戦が漂着しました!......え?
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「了解」

「さて、君はあのb......失礼。大崎司令官の所属だった...確か合同演習の時に居たね」
「b...?はい。あの時はよく覚えています。」
「良かった...生きていたね...」
「はい?」
「いやね、今回君のいた鎮守府に襲...摘発を行う事を大本営から許可して貰ってね」
それが殴り込みでだがな...痛かった。今でも思い出すと痛くなる。古傷が痛むっていうやつだ。
人間というのは思い込みで痣や火傷、死んだりするが、おれは脳の誤信号だ。地味に脅威だが、艦娘には無い。思い出して痛むのはあるが。痛むだけだ。
「大将殿から''好きにしろ''って言われているんだ。君はどうしたいかな?別に返してもいいし、ここに迎えても良いんだけど」
露骨に勧誘したぞ...(汗)しかし改修を既にやっているから返すにも返せない状態にならないか?
別にす途中で沈めろって言ったら提督を沈めるし。
「.......少し考えさせて下さい」
「まぁ、すぐにとは言わないからゆっくり考えてね。」
「提督、正規空母寮に案内しておく。『カイクル、待機止め。戻ってくれ』」

と言うことで赤城を正規空母寮に案内しているのだが、凄く考えている。
変な方向に曲がらなければいいが...
「赤城、ここだ。時間はいくらでも、とは言わないが、あるからだ考えてくれ。」
「分かりました......あの...」
「何だ?」
「アメストリアさんは、どうしてここに?」
「さんはつけなくていいぞ。私は目覚めた途端から深海棲艦の攻撃を受けていてな。大破してここに座礁して、赤城と同じ位置だったな...そしてここの提督に保護されて居候させて貰っているのさ」
「......私も安心して暮らせますか?」
「あぁ。断言する。私の船体にある技術を流して要望があれば改修するし、戦いたくないならそれで良い。此処の提督は優しいからな今までの暴力や理不尽な仕打ちは無いし、劣悪な関係も無い。」
「そ.......う...です.....よ、ね...」
「あぁ。もう大丈夫だ。絶対に安全だし、綺麗で優しい所だ」
こういう時の言葉足らずにイライラするなぁ...ここまで、精神までボロボロの赤城に対してこんな事しか掛けることができ無い。赤城を抱き寄せる。そろそろ限界だろう。ゆっくりと休ませねば」

「どうだったのだ?姉さん?」
「まぁ、大丈夫だろう。ここに入るだろう。私に依存しなければ良いが...」
「む......それは問題だな」
何故に...?
「私が姉さんを独占できない」
スパーン!と乾いた音が響いたのは言うまでもない。

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